2月23日 某ウェブマガジンにこのような記事が掲載されていました。
90年代国産車が海外に流出
日本でも新型スープラがベールを脱いだことで、さらに注目度がアップしていくであろう2002年まで生産されていたトヨタ・A80型スープラ。同車は北米市場でも販売されており、映画「ワイルドスピード」の1作目では主役級の扱いをされていたことは記憶に新しい。
北米市場では日本よりも早い1998年に販売を終了しており、良質な個体や日本でチューニングを受けた個体を中心に需要が高まりそうな気配。今後は程度の良い車両を狙うには日本国内だけでなく、海外のバイヤーたちもライバルとなりそうだ。
この記事を読み終えて
・オー、なんとスープラのリバイバルか。
・えっ!なんで古い車に人気があるの。
・このままではいけない!USAに負けるな!A80スープラを太平洋の彼方へ引き渡してはならぬ!
といろんな感想があると思いますが、スープラに限らず90年代の日本車の人気が高いことは、とてもうれしいことです。
私のような年代には90年代にデビューした車に特別な思い出を抱いておられる方もいらっしゃるのでは。
その親のDNAを引きついで旧車にあこがれそして乗り回す若者達を見かけ、巷じゃ車離れと言われるけど、まだまだ捨てちゃもんじゃないないね。
というわけで、A80スープラを取り上げてみることにしました。
いざ、フォルダを探してみても肝心のスープラの画像がなかなか見つからない。そしてやっと見つけたのが2005年と2009年に2度のコーティング依頼をいただいたこちらのA80スープラ。
1993年発売当時のスープラを、11年間ずっとご自分の手で維持されてこられたお客様です。
ボディの塗装を拝見させていただいた時、あまりの手入れの良さに驚いた記憶があります。
排気量3,000ccの直6エンジン+FR駆動の2ドアクーペで、上位グレードはツインターボにより当時の日本車自主規制の上限値である280psに、ゲトラグ社の6速MT、REAS(相互連携アブソーバーシステム)を採用したハイパワースポーツカーのA80スープラですが、現在は中古車市場でしか入手できません。
ちょっと値段を調べてみたら、ノーマルで177万円からガルウイングエアロタイプで459万円さらに537万と溜息が漏れそうな価格ゾーンですが、人気があって良いものは値段も高いのは仕方がないことです。
掲載画像は、青梅に移転前の工場で撮影されたものですが、2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の影響で貴重な画像がメチャクチャになってしまいました。
でも、今も元気に仕事をさせていただいていることに感謝の気持ちを込めて、まだまだ頑張ります。
必ず、いいことがあります。
まっすぐ前をみて、元気よくいきましょう。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。 店主