車のコーティングのように技術を売る販売商品の購入では、お店の選び方はとても大切な部分になります。
お店の選び方にはいろいろ方法があると思いますが、そのひとつにホームページの2つのサイトページをチェックしてみてはいかがでしょうか。
(1)会社概要から創立年数
(2)ブログから施工生産台数
車のコーティングの場合、新車と中古車またサイズやボディカラーによっても生産台数が変わりますが、ひと月あたりの施工台数がほぼ決まってきます。
一人あたりの生産数は、年間で約120台から140台前後です。
もし、専属技術者が3人で同時施工可能スペースが3台ある場合、一概に言えませんが年間で360台から420台が生産能力となります。
年間〇〇生産と表示された数字が真実か誇大表現か、この数字から割り出せば、どのような会社かわかるものです。
ここで、ひとつ忘れてはならないのが技術者の実務経験です。
少なくとも、仕事を完全にこなすためには10年の実務経験が必要です。
なかなか、ウエブ上だけでは知ることは難しい面がありますが、品質を決める条件は、技術者の「情熱×眼力×経験の感と勘」で決まります。
個人差はありますが、技術者の情熱と眼力と経験の感と勘を身に着けるのに10年ほどの実務経験が必要だと思います。
ちなみに「感」とは身体でわかるつまり無意識のことで、「勘」は頭でわかるつまり悟の意味です。
もうひとつ大切なのが設備です。
技術者の「情熱×眼力×経験の感と勘」を手助けする役割になりますが、設備はあくまでも脇役であって主役は技術者本人です。
昨年、某コーティング専門店にお伺いしました。
その際、プロテクションフィルム施工を拝見したのですが、コーティング施工とプロテクションフィルムに必要な照明を比べると、かなり違うなと感じました。
照明設備ひとつとっても、施工販売商品にあわせた照明が必要だと改めて感じました。
最後にカーコーティング車の完成度は、自然光で映えるかどうかで決まります。
照明の下では照明の反射できれいに見えるだけで、本来の完成された美しさは太陽光の下でないとわかりずらいと思います。
つまり、周囲の風景に溶け込むような立体感と存在感が感じられるような仕上がりです。
少しオーバーな表現でわかりづらいかもしれませんが、36年間施工販売してわかったことです。
お店選びには、いろいろ方法と見方があります。
そのひとつの参考としていただければ幸いです。
私自身も磨きとコーティングに長く携わってきましたが、いまだにミスをおかしたり品質にバラつきが出てしまったりと、まだまだ修行の身です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
多少なりともお役に立てるとうれしいのですが。 店主