小さなサビです。
飛び石による塗装のハガレが、ボンネットに2箇所見つかりました。
ハガレ跡が、サビているのが確認できます。
このまま放置しておくと、どうなるでしょうか。
サビが塗装と合板の隙間に広がっていき塗装膜が盛り上がりやがて塗装が剥がれていきます。
サビによる塗装のハガレは、飛び石で剥がれた面積の3倍近くになるといわれています。
サビ除去とタッチペンで補修
錆を取り除く方法には)
コットンに浸した除去剤をサビ部分にあてて錆をはく離していきます。
更に取り切れなかった錆を、ツールを使い手作業で取り除いていきます。
最後に錆が取れた表面を、脱脂剤でふき取って完了です。
今回のサビ除去作業だけで、2箇所同時進行でも40分ほどかかっていますが、結構手間暇がかかるのがサビ除去です。
塗装の剥がれた部分をタッチペン液で補修
タッチペン液で補修された跡がわかりますが、80cmも離れるとほとんど見分けがつきません。
メーカー工場でロボットで吹き付けた顔料とタッチペン液とでは、色を調整しても処理方法に違いがあるのと生産から20年以上経過した塗装のため、残念ながら完璧に色違いを無くすことは難しいタッチペン補修の実例です。
このタッチペン補修は、弊社でコーティング施工をされている車かコーティングの依頼をお受けした車に限定した補修となります。
タッチペン補修のみのご依頼は、お受けしておりません。店主