ガラスコーティングのメンテナンス・レポートです。
メインメニューは、次の3項目です。
・ホイールコーティング
・ルーフの撥水力強化
・テールランプの撥水強化
ホイールにわずかながら鉄粉が付着していましたが、ホイールコーティングの効果は維持されていました。
また、ルーフにミネラルの付着がみられ、そのため撥水力が弱くなっていました。
そこで、ルーフとテールランプのコーティングの撥水力アップをしましたが、オーナー様の日常の手入れが実に行き届いているため、そのほかにはメンテナンスを追加する必要がありませんでした。
自然光に反射する側面のボディカラーにも、気になるようなことはありませんでした。
◇メンテを終えて気になる2つの課題◇
2007年式のGTiだけに今後の注意すべき課題が2つ出てきました。
2007年から14年間に2回ガラスコーティングを施工されていますが、次の2つはメンテナンスでは、もう解決できない状態になっていました。
①フロンバンパーの未塗装樹脂の劣化
②フロントガラスの枠組みゴムパッキンの劣化
バンパーの未塗装樹脂は、仮に樹脂コートを施しても1か月ほどで剥がれしまう状態になっています。色が抜けているだけでなく樹脂表面にキズがついているため樹脂コートを施工しても定着力が弱いためです。
フロントガラスの窓枠のゴムパッキンも同様で、残念ながら解決にはゴムパーツを交換するしかありません。
2022年9月(上の画像)と2023年9月(下の画像)に撮影したゴルフGTiです。
2007年から2度のガラスコーティングと1年毎のメンテナンスをご利用いただいているゴルフGTiのオーナー様が、車を大切に維持されている努力には頭が下がります。
自分でできるメンテナンスの勉強と実行そして専門店に依頼するメンテナンスの目的を、上手に区別して実施されています。
今年も、メンテナンスをご利用いただき、誠にありがとうございました。店主