こまった!こんな時/ガラスのウロコしみ

2026/05/17
クラウンアスリート
リアガラスのウロコ

 

      ー クラウンのガラスシミ ー

 

長い年月かけて何層にも積み重なったミネラル層でできており、想像していた以上に厚みのあるシミでした。

 

ミネラルの主な原因は、水道水や雨水に含まれるカルシウム、マグネシウム、ケイ素などですが、これらがガラスに付着したまま乾燥し、結晶化して固着することでウロコシミ(イオンデポジット)発生します。

 

一番厄介なのは、どんどんとミネラルが重なり厚みができることです。

 

ベンツC200ステーションワゴン
パノラミックスライディングルーフ

       

     ー ベンツのシミ ー

 

照明の輪郭が乱反射しているのがわかるでしょうか。

 

乱反射の原因は、ガラス表面に凹凸化したシミ跡です。

ベンツのパノラマミックスの場合、付着成分にミネラルだけではなくシャンプーの残液や成分不明なものまで混じって固まっていました。

 

 

 ウロコシミがなくなって、すっきりしたクラウンの

 リアガラス。


 

パノラミックスライディングルーフ

 

こちらは、鏡のような映り込みが再現したパノラミックスライディングルーフ。

 

三 目次

    

    1)ウロコシミができる4つの原因

   2)ウロコの除去方法

   3)シミ予防

 

まず、1)ウロコができやすくなる4つの状況について

とあり上げてみます。

 

 

      ー 洗車時の拭き取り不足 ー


洗車後に水滴をそのまま放置すると、水分だけが蒸発し、ミネラル成分だけがガラスの表面に残ってしまいます。

フィルムを張っているガラス表面は、太陽光の熱がこもっているケースがあるため、特にシミができやすいので注意が必要です。

 

     ー 雨上がり・直射日光 ー


雨水が乾く前に太陽光で急激に熱せられると、雨水と一緒落ちてきた空気中の汚れが、ガラスに焼き付くように固まってしまいます。

 

     ー ガラス撥水剤の劣化 ー


水を弾く撥水コートをしている場合、水滴が玉になりやすく、その水滴が乾くことで成分が凝縮され、かえってウロコシミができやすくなる傾向があります。 

 

     ー ウォッシャー液 ー

 

ウォッシャー液は、フロントガラスに飛び散ります。この液の濃度が濃いとガラス表面やルーフに固着し汚れが蓄積されます。この状態を繰り返すことで、頑固なウロコ汚れになります。

 

 

  次に2)ウロコの除去方法についてです。

 

    ー コンパウンド(研磨剤)ー

 

「ガラス用ウロコ取り剤」を使用して、削り落とします。

 

お勧めは、シュアラスター ゼロウィンドウ ストロングリセットやソフト99 ガラスリフレッシュ。

ウロコの状態がひどい場合は、プロに依頼するのも検討した方がよろしいと思います。

   

   最後に3)シミ予防についてです。


洗車後は水道水の水滴を残さないように、マイクロファイバークロスなどでしっかりと拭き取ることが大切です。また、直射日光の下での洗車は避けましょう。 

 

一番の対策方法は、乾いたクロスで、もう一度ガラス表面を

『からぶき』することをおすすめします。

                 店主