ー クラウンのガラスシミ ー
長い年月かけて何層にも積み重なったミネラル層でできており、想像していた以上に厚みのあるシミでした。
ミネラルの主な原因は、水道水や雨水に含まれるカルシウム、マグネシウム、ケイ素などですが、これらがガラスに付着したまま乾燥し、結晶化して固着することでウロコシミ(イオンデポジット)発生します。
一番厄介なのは、どんどんとミネラルが重なり厚みができることです。
ー ベンツのシミ ー
照明の輪郭が乱反射しているのがわかるでしょうか。
乱反射の原因は、ガラス表面に凹凸化したシミ跡です。
ベンツのパノラマミックスの場合、付着成分にミネラルだけではなくシャンプーの残液や成分不明なものまで混じって固まっていました。
ウロコシミがなくなって、すっきりしたクラウンの
リアガラス。
こちらは、鏡のような映り込みが再現したパノラミックスライディングルーフ。
三 目次
1)ウロコシミができる4つの原因
2)ウロコの除去方法
3)シミ予防
まず、1)ウロコができやすくなる4つの状況について
とあり上げてみます。
ー 洗車時の拭き取り不足 ー
洗車後に水滴をそのまま放置すると、水分だけが蒸発し、ミネラル成分だけがガラスの表面に残ってしまいます。
フィルムを張っているガラス表面は、太陽光の熱がこもっているケースがあるため、特にシミができやすいので注意が必要です。
ー 雨上がり・直射日光 ー
雨水が乾く前に太陽光で急激に熱せられると、雨水と一緒落ちてきた空気中の汚れが、ガラスに焼き付くように固まってしまいます。
ー ガラス撥水剤の劣化 ー
水を弾く撥水コートをしている場合、水滴が玉になりやすく、その水滴が乾くことで成分が凝縮され、かえってウロコシミができやすくなる傾向があります。
ー ウォッシャー液 ー
ウォッシャー液は、フロントガラスに飛び散ります。この液の濃度が濃いとガラス表面やルーフに固着し汚れが蓄積されます。この状態を繰り返すことで、頑固なウロコ汚れになります。
次に2)ウロコの除去方法についてです。
ー コンパウンド(研磨剤)ー
「ガラス用ウロコ取り剤」を使用して、削り落とします。
お勧めは、シュアラスター ゼロウィンドウ ストロングリセットやソフト99 ガラスリフレッシュ。
ウロコの状態がひどい場合は、プロに依頼するのも検討した方がよろしいと思います。
最後に3)シミ予防についてです。
洗車後は水道水の水滴を残さないように、マイクロファイバークロスなどでしっかりと拭き取ることが大切です。また、直射日光の下での洗車は避けましょう。
一番の対策方法は、乾いたクロスで、もう一度ガラス表面を
『からぶき』することをおすすめします。
店主