ヘッドライトの黄ばみや白濁化の原因は
①紫外線による劣化
②バルブの高温による熱劣化
③小さな傷の積み重ね
があります。また発生しやすい部分としては
・ライトカバーの表面
・ライトカバーの裏側
・ライトカバーの素材自体
ですが、どうすれば黄ばみや白濁化を取り除き予防にどのような方法があるのか取りあげてみます。
HIDヘッドライトの黄ばみを特殊クリーナーで取り除いたライト表面を、さらに研磨処理で仕上げたヘッドライトです。処理後のライトの透明感がアップしたのが、おわかりになると思います。
画像ではわかりずらいのですが、黄ばみを取り除いたライトを点灯するとこんな感じになります。
独自の黄ばみ除去と黄ばみ防止方法
ポリカーボネートが紫外線を吸収することによって茶褐色の物質が育成されて黄ばみが発生します。またバルブの熱によってヘッドライトカバーに熱が伝わり黄ばんできます。
ヘッドライトの黄ばみとりは、通販で販売している用品を使って自分でもできますし量販店や専門店を利用することもできます。
私のお店の黄ばみとりは、黄ばんだ表面だけを取り除いたあとにライト表面の傷をとりのぞいて滑らかな表面に仕上げます。
できるだけライト表面のハードコートを残すことでライトカバーの耐久性を高めるように心がけています。
※耐水ペーパーと研磨剤の組み合わせは、現在採用しておりません。
耐水ペーパーは、傷んでいないハードコートまで剥がしてしまうため、処理後にプロテクションフイルムで保護しなければならないため、余計な費用がかさんでくるためです。
黄ばみの予防方法は3種類
・カバー表面にウレタンクリア塗装
・カバー表面にコーティング施工
・カバー表面にプロテクションフイルムを貼る
どの方法もお値段と耐久性に一長一短あります。
ハロゲンライトやHIDライトの場合
長期間黄ばみから保護するには、プロテクションフィルムをお勧めします。(弊社では取り扱ってはおりません)
ヘッドライトコーティングでは、ハロゲンやHIDライトの場合、耐久性が短くお勧めできません。
LEDライトの場合
プロテクションフィルムでは光量が低下するため、ヘッドライトの保護にはコーティングをお勧めします。
ハロゲンやHIDライトの黄ばみとキズ除去費用
両面7.700円~13.000円
LEDライトの傷消しとコーティング施工
コーティング費用:両面11.000円
完成時間は、黄ばみの状態によりますが平均3時間です。