車コーティング専門店/虫と鳥のフンの付着と除去

虫のこびり付きと鳥のフンの処理方法

季節によっては、やっかいな汚れのひとつに鳥のフンと虫の付着があります。

いったん付着して固まると、水洗いで簡単に落とせないこともありますが、
それ以上に面倒なのは塗装にシミやクリヤー層を溶かしてクレーターの原因をつくってしまうことです。

虫の弊害)

虫の付着によって、クリヤー層の一部が溶けてへこんでいるのが分かるはずです。

全ての昆虫がクリヤー層に弊害をもたらすわけではありませんが、虫の血液の水素イオン濃度(PH)によって、このように塗装を破壊することがあります。

そのほかにも、もっと悪影響を及ぼすものにトンボの卵があります。ピカピカなボディーを水たまりと間違えて、よくトンボが卵を産み落とすことがありますが、 直射日光に照らされつずけると、塗装にブツブツ跡ができることがありますので、マイカーで秋の観光を楽しむ時は要注意です。

虫の弊害

鳥のフンの弊害)

鳥のフンの弊害

鳥のフンでもっとも怖いのが、コウモリとクモの糞であることをご存知ですか。

意外と知られていませんが、塗装に強烈なダメージを与えます。一般的に鳥のフンは、たんぱく質、カルシウム、アンモニア、砂、セルロースなどが成分として含まれています。

フンをテッシュで取る方をよく見かけますが、あまり賛成できる除去方法とはいえません。フンには砂が混じっていますから、塗装面にキズを入れる原因になります。特に黒や赤のボディー色で、キズを気になされる方はこの方法は避けてください。

もうひとつ鳥のフンで厄介なのが、フンに含まれる酸によって塗装面にシミをつくることです。シミを発見した時には手遅れの場合が多く、磨きで消えることが少 ないため再塗装しか処置方法が残されていません。非常に補修のランニングコストが高いものになってしまいます。10年前に流行ったモスグリーンやネオグ リーンといったボディーカラーは、フンによって塗装が割れて剥がれてしまうことがありました。また、パールホワイトは黄色のシミが浮き上がってくることが あります。

除去方法)

このように面倒な付着物ですが、塗装保護のために発見しだい処置が必要です。

あとで取ろうといつの間にか忘れてしまい、塗装にダメージを与えてしまってからでは手遅れです。

手軽にできる除去方法としては

1.ペットボトルの空き瓶に水を入れて常時車内に保管。
2.綿100%の古い布(ランニングシャッツやTシャッツを10cm四方に切ったもの)を車内において置く。

付着部分に湿らした布を当て、その上から水をかけてうかします(5分ほど)。付着物が柔らくなってきたら、布で吸い上げるように拭き取ります。

実にシンプルな方法ですが、下手に薬品を使用するよりも応急処置として効果がありますよ。

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