2007年に生産されたトヨタヴァンガードです。
まず、写真をご覧ください。
17年経過した白っぽく変色した窓枠のゴムパッキンと未塗装樹脂のBピラーを、独自の下地処理方法で元の状態に復元した画像です。
この復元処理には、弊社独自の3つの研磨技法のひとつを導入して仕上げてあります。
白濁化したゴムパッキンや未塗装樹脂の対処方法
(1)パーツの交換
(2)コーティング施工
ゴム劣化の原因とは
劣化の原因は太陽光の紫外線や熱・風雨やゴムを傷めるような洗車方法が考えられます。そのため、ゴムの弾力が失われ硬化したりヒビ割れの症状になります。
対処方法(1)パーツ交換
車のウインドウガラス使用されているゴムモールといえば、フロントガラスのモール・サイドウィンドウモール(窓ガラス)・ルーフモール(天井部分)・ドアモールなどがあります。
古くなったゴムを交換するとなると、その費用はフロントガラスは4万円~6万円、サイドウィンドウモールは1万円前後(1枚)、 ルーフモールやドアモールは5千円~2万円前後の費用が必要になります。
他にもガラス着脱の工賃と材料費が加算されますから、かなりの費用がかかってしまいます。
対処方法(2)ゴム専用コーティング施工
余程の劣化した状態でなければ、専用コーティングでゴム表面の保護と維持を可能にしたのが、弊社独自の下地処理によるゴムコーティング施工です。
ゴムコーティング実例)2016年式アバルト595 ハイモースコート施工
ガラスコーティングのメンテナンスの際に窓枠ゴムのコーティングを施工
ゴムコーティング実例)アバルト595ハイモースコートジ・エッジ施工と窓枠ゴムにコーティング
未塗装樹脂のコーティングメリット・デメリット
泥だらけになって乾燥してしまうと、なかなか汚れがとれない未塗装樹脂パーツですが手入れと言っても白濁化を樹脂ケミカルで黒くするだけで、これっといった特別なメンテナンス方法がないのが現状です。
SUV車などは、どんなに塗装をきれいにしていても樹脂パーツが傷んでいると恰好がわるいものです。
そんな悩みを解決する方法に未塗装樹脂コーティングがあります。
クリヤー樹脂コートを一度施工すると,長期間にわたり樹脂表面に被膜をつくることで、汚れを簡単に落とし白濁化を防ぎます。
適度な硬さとサラットした感触に汚れも水洗いだけで落ちます。
一般的なコート剤は、白濁化した表面を黒く塗り替えるだけで耐熱性も弱くベタついたり水で洗い流され一年程度の耐久性しかありません。
ビューティー106では、塗布にはポリッシングと手塗りとパーツの面積や形状によって使い分けて作業をおこないます。
また新品の樹脂と劣化が進んでいるパーツとでは、使用するコート材を別なものに替えて施工をしています。
その理由は、新車はできるだけ長期に新品の維持を目的とし劣化が目立つ樹脂は、新車の様な色つやの復元を目的にしているため、それにあったコート材を選んでいるからです。
細かいようですが、品質のレベルアップとその維持のためには、このような配慮が樹脂コートには必要です。
劣化が進んでいる樹脂の場合
新車時の艶に復元して樹脂表面をクリヤー樹脂の被膜で包み込んで硬化します。
クリヤー樹脂の硬化は、伸縮性が可能な3.5~4hの硬さがあり、耐久性も1~3年と長期の上、ひび割れもなく経済性が高いコーティングです。
サイドミラー
施工前
施工後
フェンダー
施工前|施工後
サイド
施工前|施工後
レール
施工前|施工後
自動車の未塗装樹脂部分は、年数経過とともにオゾンクラックによる白濁化現象がおきます。
部品名 | 単品価格 | セット価格 | |
---|---|---|---|
未 塗 装 樹 脂 | 前後バンパー | 12,000~15,000円 | 未塗装樹部品を全部施工の場合 軽~小型車 15,000~25,000円 中型車~大型車 20,000~30,000円 ※価格は自動車の大きさではなく樹脂部品数と表面積で決まります |
ドアミラー左右両面 | 3,000円 | ||
サイドモール左右両面 | 10,000円 | ||
サイドステップ左右両面 | 12,000~15,000円 | ||
ルーフレール左右両面 | 5,000円 |
※価格は税抜き表示です+税を頂きます。カード(VISA Master MUFG DC UFJ NICOS JCB)が使えます。