マツダCX5にガラスコーティング
2月2日に2代目が発売されたCX5ですが、ガラスコーティング施工のためご来店くださったのは所沢からのお客様です。
お選びなられたガラスコーティング商品は、バリアクリスタルファーストプレミアムです。
工房におさめてボディチェックをしようとしたら、真っ先に目に入ったのがルーフやボンネットの土ぼこり。
毎日通勤に使用しているCX5の悩みは、会社のパーキングの土ぼこりだそうで、季節柄花粉と相まって
洗車をしてもすぐに汚れてしまうのがオーナー様のつらいところ。
花粉シミを心配したのですが、シミもなくホットして磨き上げたのが右の映像。
工房のシャッターや壁のカレンダーが、鏡のように映り込んでいます。
そして下の2枚の画像は、磨きおえたボディにバリアクリスタルを施工して完成したCX5です。
ちなみにスタイルカラーは、マシーングレープレミアムメタリックという人気のある
ボディカラーです。
磨きと肌調整作業について
機会ある毎にご来店されるお客様に申し上げているのが、商品づくりで大切なのはコート施工前の
下地処理。
特に磨き処理の出来加減によって、耐久性ばかりでなく光沢や艶が変わってきます。
今回は、ボディ一部の傷消しを除いて研磨剤を使わずに活性水と2種類の溶剤を組み合わせた
溶液で磨き終えました。
右の映像は未塗装樹脂を磨いているところですが、塗装以外にもゴムパッキンも同様に磨いて
きれいにしていきます。
この磨き処理は弊社独自のものですが、目的もない安易に研磨剤を使った磨き処理を避ける
方針に基づいています。
下地処理ではツールが使えないドア内回りやボンネットの内側は、手作業で処理をおこないます。
コーティング施工も併用して実施していきますが、特に土ぼこりがたまりやすいフロントや
オイル注入口も入念に処理していきます。
バリアクリスタルファーストプレミアムの完成
セルフクリーニング効果って聞いたことがあるでしょうか。
多少の土埃や油汚れなら雨水で流れ落ちてしまう機能のことですが、近年ゲリラ豪雨が多い
季節などは洗う機会も少なくなるだけにとても便利な洗浄機能といえます。
ただ側面は雨水のかかり具合が少ないので、あまりきれいになるとは思えませんが。
ファーストプレミアムは小さめの水滴が半年ほど続きますが、水を含んで大きくなってくると
ご覧のように我慢しきれなくなってボディに沿って汚れと一緒に流れ落ちていきます。
最後に2代目の販売からまだ2月しか経過していませんが、初代と2代目のデザインを
比べてみました。
左が初代、右が2代目です。
内装ばかりでなく外観もかなりこだわった魂動デザインですよ。
目いやヘッドライトもグリルも強烈な個性です。
2代目のグリルのメッキパーツが、ランプの下側まで回り込んでいるため、確かに立体感が
あります。
ここもデザイナーの相当なこだわりが感じられます。
フロントピラーを35mm後退させることで、ボンネットを長く見せています。
この手法はデミオやCX3にも感じられる部分ですが、魂動デザインの特徴のひとつです。
本日は、ご利用いただき誠にありがとうございました。
店主