シビックのメンテナンスレポート
ガラスコーティング施工から10年を経過したシビックセダンですが、改めてメンテナンスで気になる箇所の有無をチェックしてみたところ
・フロントグリルのメッキさび
・ゴムパッキンの白ボケ
・リヤガラスの樹液
・未塗装樹脂の色褪せ
など気になる箇所がでてきました。
・フロントグリルのメッキさび
グリルメッキに見える黒い斑点は、実はメッキがサビた部分です。
メッキ自体は剥がれた症状は出ていませんが、このまま放置していくとグリル全体にさびが広がっていき、最後はメッキを塗り直すかパーツ交換しか方法がありません。
・ゴムパッキンの白ボケ
10年も経過すると、カーボンブラックが抜け落ちてゴム表面が白ボケしています。まだゴムとしての機能は持続していきますが、気分的には真っ黒なゴムパッキンがいいですね。
・リヤガラスの樹液
樹液の放置は、よくありません。今回のメンテナンスで樹液除去をしました。
この程度の樹液は、カーシャンプーを薄めた熱めのお湯をクロスに浸してガラス表面を根気よくこすっていくと取れます。
※樹液の量と付着期間によっては、別な方法でないと取れないことがあります。
・未塗装樹脂の色褪せ
メンテナンスで預かる時間が限られていたため、固まっていた土ぼこりだけ取り除いて応急処置をしました。
ナンバープレートの泥も取り除いた後は、爪傷が目立つドアカップの修理やクォーター・パネルとリヤバンパーの接合部の汚れをきれいに取り除きました。
ボディに自然光が反射する艶はあるのですが、施工から10年以上も経過していることもあり、Cピラーの映りこみがぼけて見えます。
メンテナンスだけでは、ジワジワと塗装の劣化が進んできているようです。
もう一度、再コーティングすれば新車のように復元するのですが、あと数年しか乗らないとなると再コーティングは大きな出費になってしまいます。
お勧めするかどうか、悩むところです。
ガラスコーティングのメンテナンスは、コーティングに直接関することがメインですが、それ以外のことでも必要に応じて問題箇所を発見した場合は、お知らせをさせていただいております。
本日は、ご来店いただきありがとうございました。店主