CX5のガラスコーティング・メンテナンス
梅雨どきのメンテンナンスで特に大切なことは、サビを発生させる元のチェックとその処置対策です。
ということで、今回は埼玉県から来店されたCX5のメンテナンスから、ボンネットについた鉄粉が赤い斑点とブツブツの正体であるお話です。
CX5はバリアクリスタルグランプレミアムというガラスコーティングで塗装が保護されているため、塗装が直接的なダメージを受けることはありませんが、長いめで見ていくと赤い斑点だけでなく洗車しても汚れがスッキリ取れなくなってきます。
今回のCX5では、鉄粉の他にも次のメニューで梅雨時期のメンテナンスを実施しました。
・ルーフとボンネットの白い斑点(樹液)
・ボンネットの鉄粉
・未塗装樹脂の汚れ
・ボディ全体の撥水力補強
話を戻して、具体的なメンテナンス・レポートをすすめます。
ルーフとボンネットの白い斑点
このキラキラ反射する斑点は、水道水含まれるミネラル成分か樹液の付着が原因と考えられますが、結果は両方が入り混じった付着物でした。
除去を終えてボンネットを拭いていると、今度はどうも引っ掛かりの感触がでてきました。
どうやら、鉄粉がついているようです。
ボンネットの鉄粉
冒頭で鉄粉は放置しておくと水分と気温の上昇にともない赤い斑点模様のサビになると説明しましたが、その防止のため早速鉄粉除去をおこないました。
未塗装樹脂の汚れ・ボディ全体の撥水力補強
梅雨の季節ですから、当然CX5も見事までに汚れています。
天気とにらめっこで落ち着いた洗車ができない季節ですから、今回のメンテナンスでは手洗いではなかなか落ちない汚れを、研磨剤を使わない磨き処理でクリーニングをしました。そして改めて未塗装樹脂にコーティングさらに塗装表面の撥水力の手直しをしました。
5時間かけてメンテナンスも無事完了しました。
工房の外をみたら、また雨が降り出してきました。
折角きれいにしたのに、ガッカリです。 店主