アルピンホワイト色3つの悩み
①何となく艶が引けてきた
②洗車してもザラザラな感触のボディ
③メッキグリルのとれない頑固な汚れ
2017年式のbmw320dに1回目のガラスコーティングをされたのが2019年1月ですから、まる4年ぶりに2度目のご依頼です。
3つの悩みを解決したのが、こちらの写真です。
①何となく艶が引けてきた
・艶引けの原因は、傷の溝に埋もれて固まった土ぼこりや油汚れが原因。洗い流しても溝の中までの汚れまで取れず、何となくぼけた印象が残ることがあります。
特にホワイカラーは1~2mも離れると洗車傷が見づらく、このボンネットの傷跡も照明の下で見つかったほどです。
・解決策は、研磨処理で傷を消す処理で解決です。
②洗車してもザラザラな感触のボディ
・原因は付着した鉄粉に汚れが絡まって、塗装表面を覆うため色褪せしたように見えるからです。赤い斑点のブツブツができたり指先にザラザラの感触が感じられる場合は、相当量の鉄粉付着が考えられます。
・解決策は、鉄粉除去で処理します。
③メッキグリルのとれない頑固な汚れ
・原因は、エンジンルーム内の放熱やエンブレムのメッキ自体に熱がおびている中で、シャンプー洗車のシャンプー成分がメッキ表面に乾燥してこびりついたり路面からはねる油分の含んだ汚れがこびりついた跡です。
・解決方法は、メッキに傷をつけないように特殊溶剤で除去します。
普通の洗車では、処理は難しい除去です。
今回のコーティング施工では、花粉量が多いため細かい部分の下地処理に重点をおきました。
ルーフレインやトランクルームの内側の溝などは入念にしました。
アルピンホワイトⅢの保護には、ラフリコートⅡで施工です。
ほんの少し目線を変えるだけで、ボンネットからフロントフェンダーにかけての艶が変化するbmw320dのスタイルは魅力的です。
アルピンホワイトⅢのようにソリッドカラーは、年数経過にともなって耐擦り傷性が弱くなり傷が増えたり色が黄ばんだりします。
その防止策としてガラスコーティングがあるわけですが、やはり維持管理には洗車のタイミングと手順が何よりも大切なポイントになります。
ここでは具体的な洗車方法に関して取り上げませんが、是非個々の事情にあわせた洗車方法をご検討ください。
本日は、遠方より2度目のご依頼いただき、誠にありがとうございました。店主