コーティングの選び方/施工有効期間とは、コーティング材の機能性が持続する期間(耐久性)の意味ですが、コーティングの材質と施工技術(下地処理)さらに施工後のメンテナンスの仕方で、耐久性が変わってくるのがコーティングの特徴のひとつです。
ということで、今回はリアルガラスコートHを、取り上げてみました。
コーティングの材質について
リアルガラスコートHは、特殊シリコーンとガラス系被膜が結合した疎水性ガラス系ボディコーティングです。
特徴としては、オリジナル塗装のボディカラーにやたら光沢と艶を引き出すのではなく、ボディカラーそのものの艶を保護し維持していくガラス系コーティングです。
・耐久性のひとつ耐スリ性キズ(キズの付着)は、洗車方法にもよりますが2年ほどですか。
施工技術(下地処理)について
被膜タイプのガラス系コーティングのため、塗装表面と密着性を高める目的のため新車でも研磨処理で平滑な塗装表面処理をしてからコーティング施工にはいります。
※ 弊社の独自の新車塗装専用「研磨剤を使わない研磨処理」は、残念ながら採用はできないコーティング製品になります。
施工後のメンテナンスについて
2017年式523dツーリングを、2021年10月9日に施工しています。フロントガラスの撥水加工と併せてメンテナンスをご利用いただきました。
主なメンテナンスとしては、鉄粉除去や水道水のミネラル除去及びリアルガラスコートH表面に疎水被膜処理を実施しました。
ボンネットのメンテナンス手順
ボンネットのメンテナンスでは
①超微粒子の活性水を塗装表面に吹き付けて、付着物を浮かしふき取ります。
②鉄粉除去の次にミネラル成分を除去するために溶剤を塗布します。
③仕上げにバフがけ洗車でミネラル成分を取り除いたあと、疎水被膜処理をしてメンテナンスの完了です。
※注意点-キズ消し処理について
洗車傷など研磨処理が必要とされるメンテナンス作業は、リアルガラスコート3シリーズでは実施しません。キズ除去は再度リアルガラスコートHを部分パーツも含めて施工することになります。
簡単にメンテナンスの流れを説明をしました。
フロントガラス撥水ガラスコーティング
油膜がスッキリとれて、撥水ガラスコーティングの完成です。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。店主