所沢市からご来店いただいたヴォクシーです。
今までにご利用いただいた愛車は
2004年4月11日 トヨタラーム
2009年12月25日 2代目ヴォクシー
2016年10月31日 3代目ヴォクシー
ご利用くださった商品は、ウォーターコート
とラフリコートの2種類になります。
ヴォクシーのスタイルカラーは、ライトブルー
マイカから3代目はブラック202それもセルフ
リストアリングコートになっています。
ラフリコートとホイールコートが完成した
ヴォクシーですが、ここで施工当時の
ことを振り返ってみましょう。
新車の塗装ダメージいろいろ(下地処理)
例年この季節になると、ご依頼をお受けす
る新車のほとんどが、何らかの塗装トラブル
を抱えています。
例えば、今回のヴォクシーでは
●ルーフの汚れ
●右側面からハッチにかけてこすり傷跡
●左クォーターの水あかのこびり付き
お客様も心配されていたルーフの黒っぽい
汚れは、航空機から噴霧されたオイルが
ついたもの。
電車のパンタグラフから飛んでくる二硫化
モリブデン同様に簡単に落ちない厄介な
油汚れです。
リヤハッチゲートには、縦に細かな線傷が
はいっています。
問題の水あかは、左クォーターに付着して
いましたが、除去前(左)と比べて除去後
(右で)はクォーターのカラーのスッキリした
印象になりました。
付着物の成分にもよりますが、もしこれが真夏
の暑い季節でしたら、水あかがクリヤ塗装に巻
き込まれたようにシャンプー程度では、簡単に
とれない付着物になっていたかも知れません。
セルフリストアリングコートやスクラッチシールド
は、傷の形状によっては消える効果があります
が、水あかやシミを防ぐ機能は残念ながらない
ようです。
新車でも些細なトラブルつきもので、このように
防ぎきれないものがあります。
ガラスコーティングも完璧なものではありません
が、お互いの欠点を補えるように塗装を保護
する商品を選ぶことが大切になります。
それが、当ショップの使命だと考えています。
工房の天井が映り込んでいるヴォクシー
のボンネットが鏡のように見えます。
実にヴォクシーには黒がよく似合い
ますね。
ヴォクシーの人気スタイルカラーといえば
ブラックとホワイトパールクリスタルシャイン
の2色で98%占めていたのが、煌Ⅱの発売
にあわせブラッキッシュアゲハガラスフレー
の人気がすごいようです。
スタイルカラーによって、イメージだけでなく
リセールバリューもかわって来るだけに色
選びは慎重にしたいものです。