新車の塗装といっても
キズもなくピカピカなボディ、それがだれもが
描く新車のイメージ。
ところが、そのイメージとかけ離れた新車に
出会うことがあります。
フェンダーにはキズそしてドアとクォーターとの
境目には、フイルムのノリ跡らしきものが見える
実例です。
フィアットアバルト595の磨きと肌調整
何故、新車なのにキズが )
輸入車の場合、港で陸揚げのあとボディをいったん
きれいにしてから、展示したりお客様にお渡します。
これは長い船旅や搬送の際に、汚れやキズを防ぎ
きれないためです。
こんかいは、当店できれいにすることを聞いていた
た販売店様が、陸揚げした状態のままオーナー
様にお渡したためキズが残っていたわけです。
(Ⅱ)研磨剤を使用した磨き方
このいたんだボディを解消するには、研磨剤を使った
磨きで塗装のいたみを消しながら、最後に活性水と
溶剤Bの混合液で光沢と艶を(肌調整と脱脂)ひきだ
す方法を、こんかい採用した磨き処理方法です。
グリジオ・カンボヴォーロというソリッドグレーの
ボディカラーは、非常に硬く磨いても透明感が
なかなかでない色です。
右ドアの照明が乱反射するほどの無数のキズ跡も
サイドミラーもきれいに手直し
さて、ここでちょっとキャビンを覗いてみましょう。
まず、595ツーリズモのロゴがサイドステップに
飛び込んできます。
ATモード付き5段シーケンシャルミッションと
アルカンタラ&レザー仕様のシートが、絶妙な
イタリアンカジュアルを漂わせています。
このあたりが日本車では難しいオシャレな
演出ですね。
こんどは、エンジンルームとホイールを拝見させて
頂きましょうか。
全長×全幅×全高 3.655×1.625×1.515
ホイールベース2.300(mm)のコンパクトボディ
に個性がひときわ目立つ595です。
やっぱり、オシャレな車は魅力一杯。
本日は、ご利用いただきありがとうございました。
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