1995年式 VWユーロバンにガラスコーティング

2014/02/11

VWユーロバンにガラスコーティング                                   2014211135949.jpg

色あせで、くすんでしまったユーロバン。

家族と共に歩んできた20数年間、もう一度

元気になって、家族と新しい人生を歩んで

もらいたいと、ご来店くださったのは

所沢市在住のO様夫妻です。 

 

 

 

本日のメニュー                                        2014211142849.jpg

1995年式ですから、今年で19年めを迎える

車だけに塗装のいたみや塗装膜がどの程度

残っているものか不安だらけでした。。

 結果は、かなりの重症とわかり、既存の

コーティング施工はあきらめて、裏メニュー

を採用することになったユーロバンです。

 

VWユーロバンとは

1995年式ユーロバンは、全長4707、全幅1840、全高2430、ホイールベース2920(mm)の

ハイルーフタイプで4代目にあたります。

コンビバン/ハーフパネルのボディータイプは、北米市場で                2014211152848.jpg

販売されていたもの。 日本市場では、ヴァナゴンという

車名で1995年から1997年まで販売されていました。

フロントマウンドエンジン及び水冷エンジンが搭載された

トランスポルターシリーズです。

 

 

 

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作業レポート

ボディーカラーは、カリビアングリーンという淡い緑色でしたが、年数経過と紫外線による色落ち(色あせ)や

塗装のさび(酸化)によって、ガサガサの状態でした。

新車でも旧い車でも大切なのは下地処理                                  2014211162756.jpg

左上の塗装のムラは、色あせと塗装のサビ(酸化)によって

ぼろぼろになった塗装膜です。

真ん中の映像は、いたんだ塗装膜をきれいに取り除いた

後の元気な塗装膜です。

随分、塗装が剥がれたと思われるかも知れませんが、まだ

十分に塗装膜の厚みは残っています。

 

こちらは、フロントドアパネルと樹脂パーツの下地処理の前後です。

ガラスコーティングの完成

当店では、5種類のガラスコーティングをラインアップしています。

塗装状態から、残念ながら5種類の中から選ぶことが難しく、裏メニューのホウ酸シリカとフッ素樹脂系の2つの

コーティング剤を、組み合わせた商品を採用しました。

ホウ酸シリカで塗装の酸化を防ぎ、フッ素樹脂で紫外線による色あせ防止です。

 
 

 

O様夫妻が受けとりに来られる当日、東京は雪が降り                     2014211184632.jpg

始めて銀世界です。

早く迎えに来てほしいと、シャッターの隙間から

待ち望んでいるユーロバンです。

もうすぐ、暖かい家庭のみなさんと

再会できます。