BMW535iのガラスコーティング・メンテナンス
2013年のガラスコーティング施工から今年で4回目となったメンテナンスは、新潟県小千谷市からご来店いただきました。
ガラスコーティング施工から5年過ぎたこともあって、改めて念入りにボディ全体のチェックを実施することにしました。
その結果、メンテナンスが必要な項目が見つかったのが
・フロントフェンダーに線キズが一本
・虫の残骸と鉄粉の付着
・ボンネットとルーフに水道水のミネラル成分のこびりつき
・左右のクォーターにブルーのペイント付着
そのほか水垢のこびりつきを防ぐ目的でセルフクリーニング機能のコート材でボディ全体を保護をすることにしました。
左フロントフェンダーの10cmほどの直線傷です。
まず、最初に手かげたのが傷消し作業です。研磨処理で消える程度のキズの深さでしたが、ちょっと心配なのが磨いた跡と他の部分とに色違いがでないかということでした。そこで傷消しをした部分の周囲にぼかしをいれて色違いが見えないように処理した後コート材の上塗りで完了させました。
※メンテナンスにおける傷消しは、1~2本程度のキズはお受けしますが、パネル一面の磨きのご希望の場合は別料金になります。
虫の残骸と鉄粉除去
12月にはいったというのに、車と一緒に虫の残骸も来店です。フロントバンパーからグリルさらにヘッドライト、そのほかにもフロントガラスの真ん中にも堂々と虫跡が付いていました。
また、鉄粉のほうも右側面全体に手で触ってもザラザラの感触が感じられるほどの付着量です。
虫取りスプレーは使わず、お湯につけたクロスで残骸をやわらくしながらとった後、鉄粉除去はシャンプーと粘土さらに活性水と鉄粉取りスポンジと2段構えで処理しました。う~ん、ボディがツルツルに変身しました。
ペイント付着の除去
ブルーのペンキが左右のクォーターに付いていました。さほどの付着量でないのでペンキ除去剤で簡単にパスしましたが、何故仲良く両側に付着していたのか不思議でした。
次にボンネットとルーフにこびりついているミネラルの除去とセルフクリーニング機能のコート材の処理にはいりました。
やはりガラスコーティングも施工から5年もたつと、それなりに洗車キズが目立つようになってきます。傷の凹凸に汚れが溜まりやすくなると洗車だけではどこかスッキリしなくなってきます。水道水のミネラル(カリウムやカルキなど)の付着物を取り除いたあとに凹凸を埋めるようにセルフクリーニング機能のコート材でボディを覆ってメンテナンスの完了としました。
12月の柔らかな日差しに照らされるBMW535iの姿をご覧ください。