2012年11月にガラスコーティング施工をしたスバルBRZです。
ご来店の目的は、交換したフロントバンパーのラフリコート施工とボディ全体のメンテナンスです。
フロントバンパーの下地処理とボンネットの鉄粉を除去している作業画像ですが、バンパーを磨いている後の黒っぽい筋跡は、残っていた汚れが浮いてきたものです。
フロントバンパーのような樹脂パーツの場合、シャンプー洗車だけでは汚れが残ってしまうことがあり,このような時は研磨剤を使わない磨き処理で対処します。
この目的は新品の塗装膜の厚みを維持するためで、このポリシーがビューティー106の下地処理の考え方です。
ただ新品でも塗装にいたみや凹凸がある場合は、研磨剤で磨き処理をおこないますが、今回のように頑固な汚れを除けば塗装状態も良好ため研磨剤を使わず下地処理を実施しました。
このあとは、脱脂してラフリコートの施工へ進みます。
BRZのメンテナンスメニュー
とてもBRZを大切にされているオ―ナー様が、気にされていたのが鉄粉の付着でしたが、塗装表面がザラザラでした。
ガラスコーティング施工から6年も過ぎれば、コーティングの塗装保護力も弱くなっていますから鉄粉などで塗装の酸化(塗装のさび)が発生します。
今年のように猛暑と雨の影響が長く続くと酸化現象が発生しやすくなるため来年備えて念入りに除去しました。
メンテナンスの最後は、ボンネットやドア内側の汚れ除去と未塗装樹脂の化粧直しやゴムパッキンのクリーニングで完了です。
鉄粉やこまかな部分の汚れは多少ありましたが、オーナー様の手入れが行き届いているBRZでした。
ご紹介のBRZは、2012年に発売された初代ZC6型でした。
ラフリコートの施工証明期間と更新
ラフリコートの施工期間は4年間です。
その期間内に1~2回でもメンテナスをご利用の場合は、施工証明書の更新が可能です。ただメンテナンスの利用有無は強制ではありません。
オーナー様とは、5年ぶりの再会に旧友にあった気持ちになってしまいました。
本日はご来店ありがとうございました。 店主