2014年10月24日ガラスコーティングを施工した相模原市のbmwx3ですが、2018年のメンテナンスからわずか一年たらずで艶が引いてしまいました。
その原因には3つありました。
①洗車傷
②ミネラル成分の付着
③鉄粉の付着
まず、ボンネットの画像をご覧ください。
①洗車傷
ボンネットの艶を手直しした画像なんですが、照明周辺に傷が見えますね。
硬いものが混じって乾燥した泥汚れに洗車機をかけたり手洗洗車で力まかせに洗ったりふきあげたりするとガラスコーティングといっても傷がつきやすくなります。
さらにフェンダーやクォーターの傷跡をみると、機械洗車機でつけた横直線の傷跡も見えます。これらの傷は昼間の太陽光では、ほとんど気づかないキズですが、かなり深いものがついています。
行きつけのSS店に洗車を依頼されているとのことでしたが、失礼ながらオーナー様は、洗車傷によるいたみを、ご存知にないと思います。
②ミネラル成分の付着
水道水に含まれるミネラルがビッシリ付着して、ガラスコーティングの表面を覆っています。太陽光では目視できない成分ですが、水分を含ませたクロスで濡らして人工光に照らすとよく見えます。
付着の原因は、エンジンルーム内に熱がこもっている時や炎天下での洗車があげられます。水分の乾燥前に拭き取りをしないと付着もその量も増えていきます。
③鉄粉の付着
まだ、鉄粉が赤い斑点のように錆びていないため、付着しているのが気づかないケースが多くあります。
SUVやボディの形状によりますが、bmwの場合は側面にも鉄粉がよくつきます。
除去剤に反応した鉄粉ですが、あまり公開したくない画像ですね。
引き取り際にオーナー様がボディを触って、お~、ツルツルだ。
この一言と笑顔に感謝です。
ホイールと細部の汚れ落とし
最後の作業は、雨水で汚れが流れるセルフクリーニング施工をしてメンテナンスの完了です。
ラフリコートの施工証明期間は終了していますが、1年ごとのメンテナンス利用で期間が延長できます。
bmwx3 XDrive20d
スタイルカラーはアルピン・ホワイトⅢ
2014年式 ラフリコートとホイールコートを施工
オーナー様とは、25年来のお付き合いをさせていただいているお客様です。
本日は、メンテナンスのご利用ありがとうございました。店主
X3の洗車傷の対応について
洗車傷は研磨しないと消えない状態でした。もし研磨するとガラスコーティングも剥がれてしまい、再度コーティングをやり直す必要があるボディの状態でした。
オーナー様は、1~2年後に次の車の購入を計画しているため、今回のメンテナンスでは、付着物の取り除きとセルフクリーニング施工に重点を置いたメンテナンスにしました。