RAV4のコーティングメンテナンスレポート報告です。
ガラスコーティング施工から1年経過した最初のメンテナンス内容は、次の3点ありました。
(1)赤い斑点の原因と処置
(2)タッチペン補修跡の手直し
(3)白いブツブツの原因と除去
(1)赤い斑点の原因と処置
赤い斑点の原因は、付着した鉄粉がサビたものでした。
そこで、今回は鉄粉除去剤と粘土を使った方法で作業を開始したのですが、その際に注意すべきことは
●ボディに熱がこもっている時は避けること。
●未塗装樹脂に除去剤がかからないようにします。
●除去剤はボディに直接スプレーせずにスポンジにつけたもので塗布。
このようにパネルごとに除去していきますが、ある程度鉄粉が溶けてきたところで、今度は活性水で薄めたシャンプ―を吹き付けながら粘土で細かく除去したあと、最後に活性水で洗い流します。
一般の方には、この方法は細かいうえに時間もかかりますので、ご参考にはならないかもしれませんが、ボディに傷をつけずきれいに取り除くには、それなりに時間をかける必要があります。
RAV4のような未塗装樹脂の多い車の場合、除去剤が樹脂の凹凸にこびりつかないように垂れた除去液を丁寧に洗い流すことを忘れないようにお願いします。
(2)タッチペン補修跡の手直し
とても腕のいいオーナー様です。タッチペン液がはみ出さないように見事にタッチペン補修をされていました。
ただ、手磨きだとどうしても色違いが出てしまうため、私のほうで研磨して色調整をさせていただきました。
(3)白いブツブツの原因と除去
ボンネットに見受けられた白いブツブツは水道水に含まれるミネラルがこびりついたのが原因で、除去液で取り除きました。
メンテナンスの最終仕上げは、未塗装樹脂のクリーニングとコーティング処理さらにボディ全体にトップコートの上塗りで完了しました。
2019年7月にラフリコートを施工された瑞穂町のお客様でした。
ご多忙の中、本日はご来店いただき誠にありがとうございました。
今後とも、よろしくお願いいたします。 店主