2018年式シビックタイプRに2度目のガラスコーティング施工を、府中市からご依頼いただきました。
今回のブログでは、新車と2度目のガラスコーティング施工の違いを、とり上げてみたいと思います。
下地処理・レポート
まず、下地処理からです。
新車の施工と2度目で一番の違いは、鉄粉除去・窓枠ブラックモールのシミ・窓枠ゴムパッキンの劣化・ボディ全体の傷消しなどの処理が追加されることです。
その1)ブラックモールのシミとゴム劣化処理
どんなに注意していても、窓枠のブラックモールに水シミができてしまうことがあります。この原因はブラックモールに紫外線の熱がこもり熱で水分が蒸発して、その跡にシミが残るためです。
因みにシミの成分には、水道水に含まれるミネラルやシャンプー残留液また雨と一緒に降り注ぐ不純物ですが、いったん付着すると厄介で簡単に消えないシミになります。
除去方法は溶剤で溶かして取り除いていきます。
もうひとつゴムパッキン表面が白っぽくなる原因は、ゴムが劣化して成分のひとつカーボンブラックが抜けるためで、ゴム交換となると費用が大きくなります。
そこで劣化が急激に進まないように処理するためにゴム表面にコーティングを施すことで、ダメージの速度を遅らせます。
その2)鉄粉除去と研磨処理
個性的なデザインのタイプRは、鉄粉の付着が付きやすいボディで、付着を放置しておくと、鉄粉の錆でボディ表面に赤い斑点が目につくようになったり洗車してもスッキリと汚れが取れなくなってきます。
鉄粉除去は、ガラスコーティングの下地処理で大切な作業のひとつです。
研磨処理では、古くなったコーティング材や洗車傷などを取り除いて、塗装表面を滑らかに仕上げていきます。
ガラスコーティング・レポート
あまり洗車する時間がとれない方や青空駐車のオーナー様におすすめガラスコーティング。洗車をすると多少大きめの水滴に汚れが混ざりこみ軽くスポンジでこするだけで、汚れが流れ落ちる。ホワイト系やソリッド系の淡いボディカラーや特にヨーロッパ車のソリッド塗装におすすめのガラスコーティングで滑らかな艶が魅力的です。土ほこりが舞うような駐車場環境の方におすすめです。
本日は、改めて当ショップをご利用いただき、誠にありがとうございました。 店主