コーティングの選び方/雨が降ればきれいに
洗車方法の切り替えにともないコーティング商品の見直しをすることにしたオーナー様のご紹介です。
自動洗車機の利用から手洗い洗車に変更することにした動機が、自動洗車機場の混雑と洗っても細かい部分の汚れが落ちきれない理由からでした。
手洗い洗車における弊社のご提案として
季節変動の気温変化。特に来年以降も猛暑と大量の雨と寒い季節の極端な気象が続くと予想される中で、それに対応したコーティングのあり方が必要です。雨で汚れが流れて手洗い洗車がとても楽なコーティングが必要とお伝えしました。
その結果、選ばれた商品は次の通りです。
・ラフリコートⅠ(超撥水タイプ)
・未塗装樹脂コート
・ガラス撥水ガラスコート
まず最初は、下地処理レポートのご報告です。
納車されて日が浅い中、ボンネットにキラキラ反射する水シミ跡を発見しました。
納車前の撥水洗車に雨水が乾燥してできたシミ跡ですが、研磨剤ではなく専用溶剤で取り除きました。
ただ残念なことに右フロントドアとリヤドアに細かな傷の広がりがあったため、研磨剤でキズ消し処理をしました。
ボディ全体の下地処理は、研磨剤を使わない研磨技法で仕上げました。
次にコーティング施工・レポートです。
ボンネットのコーティング施工前後の水滴の形を比べたものですが、施工前(上の画像)に比べて施工後の水滴は小さな粒になっています。
ラフリコートⅠの特徴
メリットとしては、水滴が塗装表面から流れ落ちる速度が速いため水シミができずらくふき取りも短時間で済むメリットのほかにホコリや汚れの固着を防ぐ機能として帯電防止処理がされているため、雨量によってはほこりがある程度流れ落ちる特徴があります。
デメリットとしては、4年も5年も撥水が継続しないため、撥水復元のためにメンテナンス(有料)は必要になります。
フロントガラス及びフロントサイドガラスに撥水加工
走行中のゲリラ豪雨による視界確保と油膜防止にプライムビューを施工しました。
水滴は少し大きめですが、耐久性が優れメンテナンスも簡単にできるメリットがあります。
ガラスコーティングを終えたCX5です。
本日は、当ショップをご利用いただき誠にありがとうございました。店主