コーティングの選び方/タッチペンとコーティング

2024/03/09
ミニクロスオーバー

コーティングの選び方/タッチペンとコーティング

 

ミニクロスオーバーが2023年11月にミニカントリーマンに車名変更されましたが、今回は2013年式ミニクロスオーバーの紹介です。

 

タッチペン補修とガラスコーティングの完成。

ミニクロスオーバー
ミニクロスオーバー
ミニクロスオーバー

 

下地処理・レポート ー 塗装のキズ消しやタッチペン補修など細かい作業が中心になりました。

 

 (1)研磨処理について

 (2)タッチペン補修について

 (3)未塗装樹脂の保護

 

(1)研磨処理についてーボンネット

洗車を終えたボンネットからは、キズのほかにバフ目を見つけました。バフ目とは、研磨剤の磨き方が不十分なために塗装表面に残った磨き跡のことですが、かなり以前にできたバフ目のようです。

 

 

バフ目やキズ消しの研磨と平滑な塗装表面処理で仕上げたのが、上の画像です。

 

(1)研磨処理について-フェンダー

色褪せ修正とキズ消しの研磨処理でしたが、かなり古いタッチペン補修跡は、研磨処理では消すことはできません。

 

キズ消し研磨
キズ消し研磨
キズ消し研磨

 

(2)タッチペン補修 ードアパネル・ボンネット

研磨処理後、タッチペンで剥がれている部分の塗装補修を実施しました。

ドア角のハガレ補修は、色合わせが難しく神経をとても使う部分です。

 

タッチペン補修
タッチペン補修

 

この映像は補修の途中ですが、剥がれが完全に消えるまで重ね塗りをしていきます。

 

純正タッチペンはお客様に用意していただきますが、コーティングをご依頼いただいたお客様だけを対象にした補修で、無料でお受けしております。

 

タッチペン補修
タッチペン補修

 

きめ細かい補修手順 )

 

①補修前に塗装表面を研磨して、塗装本来の色合いを引き出す

②塗装の色合いに合うようにタッチペンの色を調合する

③数回にわけてペン液を塗布

④乾燥後、タッチペン液の凸表面を水研ぎで取り除く

⑤研磨剤で磨いてフラットにする

 

これだけの工程を経ても、完璧に仕上がらないことがあります。

特に②の作業が、一番難しい補修のノウハウです。

 

 

(3)未塗装樹脂の保護

 

未塗装樹脂保護のコーティングについて

 

未塗装樹脂の下地処理は、研磨剤を使わない研磨処理を採用。

コーティング材は、市販用と違い塗布後乾燥後はべたべたしない材質のコート材を採用しています。

 

 

施工後の耐久性は、個々の手入れ方法によって変わりますが、平均1年ほどです。

ボディコーティングのご依頼の方を対象にしており、未塗装樹脂コート単体でのご依頼は、お受けしておりません。

 

手入れのポイント)

洗車の際に力を入れて汚れを洗い流さないことがコツになります。シャンプー使用の場合は、ボディコーティングと同様に中性のカーシャンプーをご利用ください。

ミニクロスオーバー
ミニクロスオーバー

今回のガラスコーティングは、ラフリコートⅠをご利用になられました。

 

この度は、当ショップをご利用いただき、誠にありがとうございました。店主