bmwx3 XDriv20dのボディカラーについて取り上げて
みました。
bmwx3は、2度目の車のコーティング施工です。
■bmwx3の下地処理・レポート
・アルピンホワイトⅢカラーの悩み
・窓枠モールのピアノブラックの悩み
・当ショップ独自の下地処理技法
■bmwx3のコーティング・レポート
・帯電防止処理とは
・アルピンホワイトⅢの保護と艶
・窓枠モールのピアノブラックの保護と艶
・未塗装樹脂コートについて
・ドアパネルの内回り
・光沢と艶の見極めのポイント
■bmwx3の下地処理・レポート
真っ暗な工房の中で照明に照らされてボンネットに浮かび上がったキズやシミ跡。
この傷みは、太陽光ではほぼ確認できない塗装の傷みです。(上の画像)
もし、このキズやシミに気づかなかったり消すことが不十分だとコーティング施工後に傷やシミ跡が、はっきりと目で見えてくることがあります。
それだけに、下地処理前の塗装診断は大切なわけですが、何度か取り上げているように太陽光や照明が多い中では、塗装の状態が見づらいため、暗やみの中で平行光と拡散光の照明を使い塗装診断が必要になります。
下の画像は、研磨処理でダメージを取り除いたボンネットです。
・アルピンホワイトⅢカラーの悩み
アルピンホワイトはメタリックではなくソリッドの白なんですが、 純白なので発色が非常にきれいなカラーです。
その反面、汚れがつきだすと次のような印象を受けるのも。
こんな経験をしたことはありませんか。
①何となく艶が引けて見える。
②洗車してもザラザラな感触のボディ
①艶引けの原因のひとつが、気づかない間にできた洗車傷の溝に埋もれて固まってしまった土ぼこりや油汚れです。
洗い流しても溝に埋もれた汚れが取り切れず、何となくぼけた印象が残りスッキリしません。
アルピンホワイトに限らずホワイカラーは、2mも離れてみると洗車傷が見つけづらいものです。
②ザラザラの感触は、塗装表面の付着物が原因。
指先でザラザラの感触がわかるようだと、相当の付着量になりますが、一番多いのが鉄粉の付着です。
長期に放置しておくと、鉄粉がサビて赤い斑点のブツブツができることがあります。
もし、このようなことを目にしたら鉄粉除去を検討されてください。
新車のコーティング施工から3年も経過してくると、コーティングだけではカバーしきれない塗装のダメージが出てくるものです。
②は、どんなに高額なガラスコーティングやセラミックコーティングを施工でも付着を防ぐことはできません。
メンテナンスレポート/鉄粉の付着を参照ください。
・窓枠モールのピアノブラックの悩み
劣化したピアノブラック塗装の修復前後を比べた画像です。
ドイツ車に多い窓枠のモールに採用しているピアノブラックモールは、ピアノのような漆黒の光沢感が高級感ですが、日常の手入れ方法となると、意外に難しいのも事実です。
以外に簡単に傷や水シミができるピアノブラック塗装に悩みを抱えているオーナー様が多くいらっしゃいます。何故、こうも簡単に傷やシミができるのでしょうか。
ピアノブラック塗装は、バフとコンパウンドで磨いて光沢を出す
何層にも塗り重ねた際に層間が研磨した後に明確な線として出てこないように、完全に硬化する前に塗り重ねをおこないます。磨きを終えたピアノ塗装表面にキズから塗装を守る処理が十分にされていないため、傷がはいりやすいわけです。
・当ショップ独自の下地処理技法
弊社では3種類の研磨処理技法を使い分けていますが、アルピンホワイトもピアノブラックとも研磨剤とツール(道具)を使い分けて研磨処理をしていきます。
もちろん、研磨処理後はコーティング材で保護処理をします。
■bmwx3のコーティング・レポート
車のコーティングをご検討される場合
どんな悩みを解決したいのか、また
コーティングに何を期待される
でしょうか。
私がよくお話をするのは、商品価格のほかに
カーコーティングの選び方に4つのポイント
を提唱しております。
①駐車場環境、②洗車方法、③ボディカラー
④カーコーティング剤の材質
bmwx3の場合は、①と④を重視しました。
・アルピンホワイトⅢの保護と艶
・窓枠モールのピアノブラックの保護と艶
塗装の保護として汚れが取れやすく洗車傷を最小限に抑え洗車時間を短縮できるように帯電防止効果のあるラフリコートⅠをボディの塗装にそして窓枠のモールには、ピアノブラック塗装にセラミックコートを施工させていただきました。
実は、ソリッド塗装にはガラスコーティングやセラミック
コーティングとの相性はあまりよくありません。
その弱点を補完するために研磨処理後に帯電防止処理と平行して研磨剤を使わない研磨処理をおこないガラス原子でクリアー層の役割として塗装とコーティング材との密着を高めるのが、弊社独自のコーティング処理方法です。
少し専門的な説明になってしまいましたが
現代のような一液型塗装に対応する上で
とても大切な技法になります。
・未塗装樹脂コートについて
・ドアパネルの内回り
未塗装樹脂はナンバープレートにドア内回りは、クリーニングで処理をしました。
・光沢と艶の見極めのポイント
ビューティー106では、テカテカやハデハデのコーティングの艶は控えています。
自然光にボディカラーの存在感を引き出せる艶を、大切にしています。そのため、照明下での撮影は極力控えております。
最後まで、お付き合いありがとうございました。
オーナー様、2度目のご利用誠にありがとうございました。店主