三 目次
シトロエンC3の下地処理・レポート
・何故、工房内を暗くするの?
・7年ぶりの再会と30年のお付き合い
・C3に永遠の美しさを伝授
①ルーフの輪シミ
②鉄粉除去
③未塗装樹脂パーツの色あせ
シトロエンC3のコーティング・レポート
・ドアパネルの内回り
・光沢と艶の見極めのポイント
シトロエンC3の下地処理・レポート
・何故、工房内を暗くするの?
解説)
2017年9月17日に初回コーティングを施工したシトロエンC3ですが、暗やみのなかで平行光と拡散光の照明で塗装の傷み具合を観察することのほかに、実はもうひとつ目的があります。
C3のボディカラーは「サーブル」といいますが、ボディにあたる光の角度によって、全く別のカラーに見える特徴があります。
また、同じ照明でも照らす角度によっては、カラーの色合いが変わることがあるため、どのように仕上げるか確認のために自然光と照明の下で比べて確認します。
・7年ぶりの再会と30年のお付き合い
車のコーティング施工は7年ぶりですが、オーナー様とのお付き合いは30年になります。
出会った頃は学生だったオーナー様も、今では免許を取得する年頃と中学生の二人の子供さんのお父さんです。
いつも、随分と遠方からご来店くださっています。
2024年度では一番の遠方からは仙台市で、次に新潟県長岡市でした。
因みに一番近い方は、工房から徒歩2分です。
とても、ありがたいことですね。
・C3に永遠の美しさを伝授
7年過ぎたボディ状態は、塗装に関してはキズもほとんどなく想像以上に良好で、いかにオーナー様が手入れに通じているか改めて感心させられる場面でした。
①ルーフの水シミ除去
輪シミの原因は、水が溜まりやすい
ルーフ形状と熱を吸収しやすいボディ
カラーの影響でルーフにできたシミ。
②鉄粉除去
鉄粉付着は少なめでしたが、除去後は
ザラザラな感触が消えてスッキリした
色に戻りました。
③未塗装樹脂のクリーニング
両前後バンパーやサイドステップ部分
のほかにもエアーバンプの化粧直し
です。
自宅の駐車場の左サイドが、太陽に
あたる影響でせいか色あせが進んで
いました。
シトロエンC3は未塗装樹脂を
きれいに仕上げると、とても
オシャレな車に改めて蘇ります。
C3のコーティング・レポート
・ドアパネルの内回り
ビューティー106では、テカテカや
ハデハデのコーティングの艶は控えて
います。
自然光にボディカラーの存在感を引き
出せる艶を、大切にしています。
そのため、照明下での撮影は極力控え
ております。