新車を買ってまだ2年なのに『どうしても、この色が欲しかった』と、2020年のベンツC200を買われたオーナー様からのご相談です。
ー ご相談内容とは ー
車両の状態懸念点
(1) ボディには擦り傷など複数個所あり
(2) フロントガラス、サンルーフはウロコ染み
沢山
(3) フロントガラスは更に酷く、全面に細かな
スクラッチ
※太陽光の当り方次第で見え、普段は気に
ならない状態
(4)黒い樹脂部分は色褪せ、所々白色等の
汚れあり
では、(1) ボディには擦り傷など複数個所ありを、ボンネットで見てみましょう。
ご来店時のボンネットに写りこんだ照明が、何となくぼけています。その一部を拡大してみた画像です。
分かりずらくて申し訳ないのですが、黒い斑点やクリアー塗装の凸凹(キズ跡)が、ぼけている中にも見ることができます。
また、グロスチェッカーで光沢を測定すると72です。
この数値は、艶が引けている状態です。
傷んでいる塗装を研磨処理をしてみました。
かなり照明の輪郭が、はっきり写っています。
拡大して塗装表面を見ると、黒い付着物や凹凸が消えて平滑な表面になっています。
光沢数値も77にアップしています。
新車をわずか2年で手放してまで、シルバーカラーのベンツを手に入れたオーナー様の悩みの解決です。
次に(2) フロントガラス、サンルーフはウロコ染み沢山
は、どうでしょうか。
窓は油膜とシミだらけです。
特にサンルーフは二枚合わせガラスのため、油膜は簡単に除去ができても、ウロコシミ取りは大変神経を使います。
(3) フロントガラスは更に酷く、全面に細かなスクラッチ
については、ワイパーによる細かいこすり傷が目立
ちます。
キズが細かすぎてカメラに写らないほどです。
残念ながら、弊社ではガラス傷を消す設備がないため
ご協力できず、もうしわけありません。
窓枠のアルマイトメッキには、無数のキズがみられます。
販売店でメッキ錆び落としでついた磨き跡です。
この状態だとメッキパーツの交換しか解決方法がありません。
(4)黒い樹脂部分は色褪せ、所々白色等の汚れあり
活性水と溶剤で樹脂表面の汚れを落として、樹脂コート処理で問題解決です。
オーナー様の悩みの問題点と解決方法のポイントを、取り上げてみましたが、日常の手入れの中で同じような悩みをお持ち方も多いと思います。
さて、ここから具体的に悩みの解決について、取り上げていきます。
三 目次
1)ボディカラーの特徴
2)下地処理・レポート
3)コーティング・アルバム
まず、1)ボディカラーの特徴からです。
メルセデスによく似合う上品なカラーは、イリジウムシルバーと呼ばれるスッキリしていて高級感があるカラー。
太陽の光が当たると細かい粒がキラッと光るのが特徴です。
昭和20年代に生まれた世代では
・いつかはクラウン
・ベンツを買うならシルバー
そんな時代がありました。
ベンツのシルバーカラーといえば、ほかにもモハーベシルバー・ハイテックシルバー・セレナイトグレーなどがあります。
次に2)下地処理・レポートについてです。