車のコーティング購入動機といっても、いろいろとあります。bmwxのオーナー様の動機は、黒く垂れた水あかが取れなくなってしまったことでした。
アルピン・ホワイトⅢは汚れが目立つボディカラーだけに気になります。
車のボディにつく水垢には、大きく分けて水性の水垢と油性の水垢の2種類がありますが、bmwx3の水あかは油性の汚れでした。
この水垢は走行中の巻き上げた砂やゴミまた停止中の空気中の油分のほこりが付着したものが、雨水によって流される過程で乾燥して付着したものです。
作業開始前にボンネットとドアに照明をあてた際に、照明の反射がぼけていたりドアのキラキラ光る透明な斑点を見つけました。
この成分は、水道水に含まれるミネラルが塗装表面に付着したものです。
このミネラル表面に油分を含んだ汚れが付着してこびりついたため水垢がシャンプー洗車では、取れなくなったのが原因でした。
ガラスコーティング・レポート
下地処理からガラスコーティングが完了したbmwx3です。
bmwの場合、フロントグリルのメッキをきれいにするだけでも新車と見違えてしまうほどインパクトがあります。
ラフリコートⅠが完成しました。
UPが遅くなってしまいましたが、やっと、ブログでご紹介できる時間ができました。
東大和市からご来店ありがとうございました。店主
水あかについて)
水性の水垢は、車のボディに付着た大気中のチリやほこり、走行時に巻き上げた砂やゴミが、雨水によって流される過程で発生します。
雨水はボディについた汚れを含みながら流れています。しかし雨が上がった後、落ち切らなかった水分がボディに残り、やがて水分が蒸発することで、乾燥した汚れだけが残って白っぽい水垢となってしまうのです。
そのように発生した水溶性の水垢は、水に溶けやすい性質があります。
油性の水垢は、車をきれいに保つためのカーワックスや空気中の油分、パーツのグリスなどに含まれる油脂が、雨などによって流れ出すことで発生します。
油汚れはほかの汚れを付着させやすく、チリやほこりが混ざることで黒い筋となって現れます。ボディの色が濃い場合は白っぽく見えることもあります。
油性の水垢は水に溶けにくく、また、油分を含んでいるため、放置すると固着して落ちにくくなります。