アウディQ5のガラスコーティング/艶と光沢

2018/11/16
アウディQ5のガラスコーティング

早いもので、新車のガラスコーティングから8年目を迎えたアウディQ5です。「いやぁ~、よごれてしまって」、もう一度コーティングをやり直したいご希望を、お客様からお受けしました。

そこで、今回は新しいガラスコーティングのご提案をさせていただくことにしました。その名前はバリアクリスタルグランプレミアムというガラスコーティングで塗装色本来の光沢と艶の保護と維持を目的にしたガラスコーティング商品です。

 

未塗装樹脂パーツの下地処理とコーティング施工

 

早速、施工作業にはいったのですが、趣味の山登りの移動手段としてQ5を使用している車ということから、まず樹脂パーツの状態からチェックしました。案の定、遠出の走行が多いせいか油汚れで樹脂表面がくすんでいました。樹脂パーツは、上手な手入れ方法もなく汚れが溜まりやすい部分です。

 

では、早速作業に入ります。まず、樹脂表面の汚れをとり除いてからコーティング施工になりますが、汚れとりは溶剤を活性水で希釈した液を、バフがけをしながらクリーニングしていきます。このバフがけ方法は、研磨剤が一切含まない液のためパーツを傷つけることもないたもなく塗装やガラス表面など多用できる磨き処理方法です。

次にコーティング施工ですが、樹脂の白濁化の進み具合に応じて3種類の樹脂コーティング材を使い分けて施工します。

完成した樹脂表面は、他の類似商品と違ってベタベタせず滑らかな感触になって艶もよみがえります。施工後は特別な手入れは必要なく水かシャンプ―洗車程度でokです。

 

ご自分で未塗装樹脂のメンテナンスをおこなう場合

 

ネットで未塗装樹脂コートで検索すると,いくつかの商品がヒットしますので入手できます。ひとつ問題点は汚れている樹脂表面を、どうやってきれいにするかです。ひとつの方法は、ぬるま湯で薄めたカーシャンプーに柔らかめで厚みのあるクロスを浸して樹脂表面をこすりながら流す方法があります。路面から巻き上げた油汚れは、除去に時間がかかりますので根気が必要ですよ。樹脂表面が乾燥したら風ぼこりがたたないタイミングで塗ってください。べたべた感が残る商品の場合、水にぬれると白く変色して取れなくなることがありますから、使用方法の説明を確認してください。

汚れた未塗装樹脂パーツ
未塗装樹脂の磨き処理
樹脂コート施工の未塗装樹脂コート
樹脂コート施工の未塗装樹脂コート

フロントグリルの下地処理とガラスコーティング

 

樹脂の次は、フロントグリルとフロントバンパーです。山道や高速道路を頻繁に走行すると、どうしてもフロント周りが汚れやすくなりますから時間をかけて作業をおこないます。

 

ちょっとフロントグリルの施工前(左)と施工後(右)の画像を並べてみましたが、微妙な違いがわかるでしょうか。グリルパーツがつや消し塗装でできているため処理前後の光沢や艶がわかりづらいかもしれませんが。

 

虫の残骸や油汚れを手作業で取り除いてスッキリしまたところで、やはり手作業でコーティング施工をします。その完成したグリルを、斜め側面から掲載してみましたが、色がはっきりしています。

フロントグリルのコーティング施行前
フロントグリルのコーティング施行後
フロントグリルのガラスコーティング

塗装の下地処理とコーティング施工

 

次は塗装全体の手直し作業です。ボンネットについた傷消し前後の比較画像ですが、照明の映り込みに差があります。

傷が多いと傷の溝に汚れが溜まってしまい、薄汚れたボディに見えてしまうので、傷消しは大切な下地処理のひとつです。

ボンネットの傷消し前
ボンネットの傷消し後

フロントバンパーを磨いた後は、ボディ全体にバリアクリスタルグランプレミアムを施工して完成です。アウディQ5のスタイルとボディカラーの魅力を、自然の光の中で引き立ててみました。

本日は、再度のガラスコーティングのご依頼をいただき、誠にありがとうございました。店主

研磨作業中のフロントバンパー
研磨を終えたフロントバンパー
ガラスコーティング”バリアクリスタルグランプレミアム”
バリアクリスタルグランプレミアム
バリアクリスタルグランプレミアム