飛び石補修とバリアクリスタルファーストプレミアム施工
2015年8月のハイドロフィニッシュに続いて2度目のガラスコーティング施工はバリアクリスタルファーストプレミアムを選ばれたお客様です。
飛び石補修と下地処理(研磨と肌調整)
飛び石の補修について、私なりのやり方を書いてみました。DIYの補修方法と違いますが、多少なりとも参考になればと考えています。その補修手順とは
①塗装の剥がれた部分をマスキングテープで覆います。
②その周囲30㎝四方を研磨して塗装をきれいにします。
③はがれた部分のサビや汚れをとり除きます。
④タッチペン液を磨いた塗装色(30cm四方)と色合わせします。
⑤色を調整したタッチペン液で、はがれた部分を埋めていきます。
⑥乾燥させたタッチペン液を、水研ぎして平らにします。
⑦パネル一枚研磨して、全体の色合わせをおこないます。
どうでしょうか、DIY補修と比べて細かな工程が多く根気のいる作業内容です。
工程のなかでも、特に重要なのが②と④番です。使用する研磨剤や磨く道具と磨き方によっては、塗装の色あわせ④が上手くいかないことがよくあります。
また、タッチペンの色が、どうしてもオリジナル塗装と一致しないボディカラーもあって、色合わせは結構むずかしいのです。
当ショップでは、DIYタッチペン補修も含めてタッチペン補修のみのご依頼は、現在はお受けしておりません。
ガラスコーティング施工と一緒のご依頼でも、調合の難しい色はお断りしていますし補修が可能な場合でも、補修は2箇所まででしたら別料金でお受けしております。
ガラスコーティング施工の際、ただタッチペン液をちょこっと塗るだけでしたら、いつでも無料でお受けしています。
下地処理(研磨作業と肌調整)について
3年前にガラスコーティングをしているボンネット(上の画像)を、もう一度磨いて肌調整までしたのが真ん中の画像です。
そのボンネットを自然光に照らしたのが一番下の画像ですが、照明と自然光を比べた時、光沢や艶の違いだけでなく色の濃さも違って見えると思います。
ビューティー106では工場の照明に反射する美しさよりも自然光で映える光沢と艶のこだわりを日々追及しております。
この違いを十分に配慮したうえで、自然光の下でアウディが最も映えるように下地処理からコーティング処理までおこないます。
メッキや未塗装樹脂パーツにもバリアクリスタルファーストでガラスコーティングを施します。
詳細はビューティー106のこだわりを参照ください。
バリアクリスタルファーストの光沢と艶
ガラスコーティングの価値には、製品自体の機能性と光沢や艶の美しさの両面があります。
その美しさつまり光沢と艶も
・塗装のカラー本来の光沢と艶そのもの
・しっとり濡れたような重厚な光沢と艶
・透明感のある光沢と奥行き感のある映り込み
といった何通りかに分けられます。その光沢と艶も建物の人工照明と自然光の下で反射する光沢と艶に分けられます。
アウディS3のコーティング施工のこだわり
実車を見ないと目視で確認しずらいですが、アウディにはしっとりと濡れたような光沢と艶のなかにも透明感のある艶を引き出しました。
本日は、改めてガラスコーティングのご依頼をいただき、誠にありがとうございました。 店主