コロナウイルスの影響下、1年ぶりの再会になりました。
今回のメンテナンスでは、かなりきめ細かなメニューになりました。ざっと取り上げてみると、
・鉄粉除去
・未塗装樹脂コート
・タッチペン補修
・フロントガラス撥水コート
洗車後、まず実施したのがボディ全体の鉄粉除去です。
鉄粉除去剤を使用する場合、塗装表面に均一に塗布できるようにスポンジに液をつけて塗ります。
ボンネットに塗布しただけでも、すでに鉄粉が反応してスポンジは赤くなってきました。
ワンポイントアドバイス)
鉄粉除去剤を使用する場合は、塗装に直接液を吹き付けると余計な部分にもかけてしまうので、いったんスポンジに噴霧した液を塗装に塗るのがコツです。
野外の場合、急に風が吹いてきて洋服にかかったり周囲に飛び散ることがあるからです。
タッチペンで飛び石のによるハガレ補修
タッチペン補修をきれいに塗るには、意外と難しさがあります。色が合わない、液がはみ出してしまう、盛り上がって凸凹ができるなど気になることが出てきます。
ワンポイントアドバイス)
濃色車の場合、原色と同じ色合いで仕上げるのは、相当難しいものがあります。
そこで、飛び石などの小さなハガレは、透明なクリアーペンを使うときれいに見えます。筆は極細タイプを使われると便利です。
フロントガラスに撥水コート
撥水コートから5年経過したフロントガラスです。
さすがにコーティング剤は剥がれ、油膜や水跡がついています。
油膜を取り除いて、フロントガラスコーティングを施工しました。(下の画像)
ガラス撥水コート剤には、ソフト99のプライムビューを使用していますが、単に撥水というだけでなく施工後のガラスの透明感が素晴らしいのとメンテナンスが簡単などの理由からです。
バリアクリスタルの親水性はこんな感じです。
ウォータースポットの発生を防ぐためと水気のふき取りがスムーズにいくよう水滴にしています。
親水性ガラスコーティングとは)
バリアクリスタルと異なり一般的な親水性ガラスコーティングは水の切れ目ができないのとボディ表面に水が馴染む性質で水がボディ表面全体に広がりながら付着した汚れと共に流れ落ちていきます。ボディ表面に温かみがあるとミネラルの付着が付きやすくなる欠点があります。
三鷹市からご来店いただいたお客様は、学部も卒業年度も違いますが同じ大学の後輩になる方です。
当ショップのご利用も20年近くになります。
本日は、メンテナンスのご利用いただき、誠にありがとうございました。店主