フィアット500のガラスコーティング・メンテナンス
ドアパネルに黒い汚れがそしてヘッドライトは
曇った状態になっています。
本日のメンテナンスは、ゴムパッキンの劣化と
ヘッドライトの黄ばみの対策についてです。
ガラスコーティング施工から3年経過した
フィアット500は、立川市からご来店いただき
ました。
ゴムパッキンのメンテナンス
ドアパネルの黒い汚れは、ゴムパッキンの
染料がはがれてドアに付着したものです。
新車から3年経過と長雨の影響でしょうか、窓枠
のゴムパッキンが劣化してゴム表面が腐食した
ようにみえたり埃が蓄積したようになっていました。
このまま放置していくと、やがてゴムの黒色が
どんどん抜けてしまい白っぽい跡が残っていき
ます。
そこで、これ以上ひどくならないうちにゴムの
メンテナンスを実施することにしました。
劣化した部分の処理方法
ゴムの劣化を防ぐ方法として、当ショップでは
活性水と溶剤Bを混合した液を、ポリッシュで
磨いて劣化したゴム表面を取り除いていきます。
全く研磨剤を含まない処理剤ですので、ゴム
表面を傷めることがありませんので安心です。
そのため、未塗装樹脂や塗装表面に乾燥して
こびり付いた枯れ葉やピッチタールの除去など
にも使われています。
きれいになったあとは、ホウ酸シリカを塗布して
ゴムの劣化防止です。
これでゴムパッキンのメンテナンスが完了です。
一般の方が簡単にできるゴム保護剤にワコーズ
のシリコンスプレーがあります。
ゴムの劣化が気になられる方は、試されてみて
はいかがでしょうか。
ヘッドライトのメンテナンス(オプション設定)
この映像は黄ばんだヘッドライト表面を耐水サンド
ペーパーで磨いた状態です。
この後、研磨剤で磨き処理で透明な状態にして
いきます。
こちらは処理前のうっすらと黄ばんだヘッドライト(左)
ですが、サンドペーパーで磨いて曇った表面を、今度
は、コンパンドで丁寧に磨いていきます。
透明感がでてきたところで、脱脂してコーティング施工
をして完了します。(右)
横から見ると、透明感の違いがよくがわかる
と思います。
一般の方でもヘッドライトの黄ばみ取りは
できますが、結構大変だと思います。
せっかく、きれいにしても数か月でまた
黄ばんでくることも多いので、気になる方は
お近くの専門店にご相談されたほうがよろしい
と思います。
ガラスコーティングjの光沢と艶
スッキリしたところで、記念撮影です。
久しぶりに晴れとなった東京は、局地的に37度の
暑さになりましたが、自然光の反射にこだわった
撮影です。
右ハンドルのマニュアルを探すのに苦労された
オーナー様です。
これからもフィアット500とのお付き合いよろしく
お願いいたします。
本日は、ご利用いただきありがとうございました。
店主