2004年から2012年にかけて販売されたニッサンテーダの黄ばんだヘッドライトは、あきる野市からご来店です。
過去に2回ほど黄ばみ除去をお願いしたそうですが、また黄ばみが進行しています。
3度目となる黄ばみ除去レポート
今回、黄ばみ除去をお受けするにあたり、ヘッドライトカバーに傷やヒビがあるため、作業方法はクリーナーと研磨剤の組み合わせで、黄ばんだハードコート表面をクリーナーで取り除き専用研磨剤で傷をとって、ハードコートを残す研磨方法を試みてみました。
何故、ハードコートを残すのか
耐水ペーパーでハードコートを完全に剥がして、ヘッドライトカバー素材(ポリカーボネート)にしてしまうと、傷がつきやすく短期間に黄ばみが再発生します。それを防ぐには、コーティングよりもクリア塗装やプロテクションフイルムを貼る方法が最も適しています。
しかし、難点なのが施工料金が高いこと。
そのため黄ばみを取り除きながら、ヘッドライトコーティングで施工料金を抑えることにしました。
ヘッドライトコーティング施工前
工房を真っ暗にしてライトに光を当てて、仕上がり状態のチェックです。
右ライトカバーの内側にブツブツとシミらしきものが見えますが、これはとりのぞくことはできません。
最後にヘッドライトコーティングを施工して完了しました。
ヘッドライト黄ばみ除去とコーティング施工で、4時間で完了しました。
本日は、当ショップをご利用いただき誠にありがとうございました。
ご参考までに、ヘッドライト施工前後を掲載してみました。