ハイドロフイニッシュの部分施工とフロントガラスにハイパービュー
ボディカラーとしては、あまり見かけないゴルフを2台
ご紹介します。
一台はハイパービュー施工のため、昭島市からご来店
くださったオーナー様です。
ハイパービューの下地処理
下地処理作業の一部を、抜粋したのが3枚の画像です。
ボディに傷をつけたり汚れを付着させないように
養生テープを貼り終えてから、洗車では落ちきれ
なかったギラツキや白い斑点の汚れ(油膜)
を、研磨剤できれいに磨き落とし最後に研磨剤の粉や
ホコリを取り除いて(脱脂作業)十分に乾燥させている
ところです。
ハイパービュー施工へと次の作業へとすすみます。
ここでちょっと話題が変わりまが今年の6月頃、ゴルフに追加色として発売されたのが、こちらのボディカラー
カーボンスチールグレーメタリック
とても美しいカラーで光沢も艶もある上、ゴルフに重量感と安定感を印象づけています。
自動車は、 ボディカラーによってガラッと印象が変わっ
てくるものです。
次にご紹介させていただくのは、再塗装による部分施工
です。2年前にハイドロフィニッシュを施工したゴルフ
ですが、ドアパネルとリヤバンパーの部分施工のため
所沢からご来店いただきました。
樹液のこびり付き
洗車をしていたら、ドアパネルとフェンダーさらにガラス
にこびりついていたのが樹液です。
頑固な付着でしたが、きれいになってホットしました。
部分施工の左ドアパネルとリアバンパーもハイドロ
フィニッシュが完成しました。
赤いボディはトルネードレッドという名称ですが
おしゃれで都会的なセンスが漂うゴルフの印象を
受けます。
ゴルフTSIとGTIの違いとは
ゴルフⅦ(7代目)は全長×全幅×全高4.265x1.799x1.460
ホイールベースは2.635(mm)で、4つのグレードが
あります。
トレンドライン・コンフォートライン・ハイライン
GTIの4タイプです。
ご紹介の2台ともTSIで、ここでTSIとGTIの違いを
ちょっと調べてみました。
GTIはグレードのひとつ、TSIはエンジンの名称です。
TSIの文字色を変えることで、エンジンの組み合わせが異なってきます。
TSI 1.2Lターボチャージャー
TSI 1.4Lツインチャージャーと1.4Lターボチャージャー
TSI 1.4Lツインチャージャーと2.0Lツインチヤージャー
のエンジンに分類されます。
ツインチャージャーとは、ターボチャージャーとスーパー
チャージャーの2種類の過給機を搭載した加給手法
のことです。
また、ターボチャージャーは、排気の流れを利用して
コンプレッサを駆動して内燃機関が吸収する空気の
密度を高くする過給機のことです。
ゴルフには衝突安全性を高めるために、超高張力鋼板を
レザー溶接したり高張力鋼と超高張力鋼を組み合わせた
ボディで仕上げています。
本日は、ハイパービュ―と部分施工のご利用いただき
誠にありがとうございました。 店主
=ハイパービューと親水・撥水コート=
まず、親水と撥水の違いを、再度ご確認ください。
汚れを取り除いた(左)サイドミラーにガラスコート施工(右)です。
左半分に親水、右半分に撥水のガラスコート。
親水と撥水の使い分けは、こちらを参照ください。
商品名 | ハイパービュー | Ⅱ180コート | 親水コート |
---|---|---|---|
製品の特徴 | 抜群の透明感と開放感 ・撥水ガラスコート |
撥水のパワーで汚れ防止 ・撥水ガラスコート |
水滴ができない安全視界 ・親水ガラスコート |
耐久性 | 1年~2年 | 4~6ヶ月間 | 1年~1年半 |
施工対象 | ワイパー使用ガラス面 フロントガラス リアガラス |
サイドガラス スカイルーフ リアガラス |
カメラのレンズ スカイルーフ リアガラス(セダンのみ) |
抜群の透明感と写りこみを実現したハイパービュー。施工後は、ストレスの原因のもとになる油膜や水シミを長期に防ぎます。
大切なのは、やはり下地処理
写りこみの違いがわかるでしょうか。
同じ商品でもガラス表面の下地処理の出来加減で、このように品質に違いがでてきますが、耐久性にも同じことが言えます。
ハイパービューの性能
従来のフッ素系ガラス撥水剤とハイパービューの最大の違いは、定着性の違いにあります。
ハイパービューの性能詳細 撥水動画 (G'ZOX 公式サイト)
ハイパービュー施工車のワイパーゴム
撥水施工に伴うワイパーのビビリ発生阻止ゴムは、日本車でも特別なものであったり、輸入車の場合は非常に高価であったりします。
当店では、ビビリ止め専用コーティング施工を、劣化がおきていないゴムに無料で実施しております。市販のグラファイトワイパーにも勝るゴム専用コート剤です。
ハイパービューの耐久性について
40万回のワイピングといえば、約2年間に使用されるワイパー作動数といわれます。
私が携わった施工では、すでに2年以上の撥水を持続させている方がいらっしゃいますが、残念ながらごく少数の方だけです。
平均すると1年ちょっとが圧倒的多くなります。
この原因として考えられるのが
(1)施工技術者の知識と技術レベルの問題
(2)大量の花粉がとけて、コート剤の表面を覆うことで撥水が低下
(3)土ぼこりにウォッシャー液をかけて、いきなりワイパー作動を
頻繁におこなう。
(4)カーシャンプーがわりに家庭用食器洗い洗剤で車を洗う。
細かく取り上げるといろいろあります。あまり神経質になる必要はありませんが、ちょっとした気づかいで耐久性はかわってきます。