フロントガラスが交換になってしまい、改めて撥水ガラスコーティング施工のご依頼は練馬区のお客様です。
11月も終わりだというのに連日雨模様ですが、ぐずついた天気でもイライラせず楽しく運転ができるのが、ピューと水滴が飛んでいくフロンガラスの撥水ガラスコーティングです。
車内から見た交換したフロントガラスの撥水
外側から見た交換したフロントガラスの撥水
撥水ガラスコーティングを施工したフロントガラスに水をかけて車内と外側から見た水滴ですが、60キロぐらいのスピードだとノーワイパーで走行ができます。
ここで撥水剤の種類と耐久性を決める下地処理について説明をしてみます。
○プロ専用撥水ガラス剤
○ガラスの下地処理
撥水剤には、大きく分けて2種類あります。
○プロ専用撥水ガラス剤
一般的にガラスの撥水剤には、「フッ素系溶剤」と「シリコン系溶剤」の2種類ありますが、シリコン系はバンバン水をはじき気持ちがいいのですが、フッ素系に比べて耐久性が悪いのが欠点です。
専門業者で採用している撥水剤は、水弾きが多少弱くてもフッ素系の製品が多く、当ショップで使用しているのもフッ素系溶剤です。視界性と耐久性を重視した撥水ガラスコーティングです。
○ガラスの下地処理
塗装専用ボディコーティング同様にフロントガラス施工でも、大切なのはやはり下地処理です。
ガラス表面についた樹液や鉄粉などの付着物を、まず溶剤や粘土で取り除いてから研磨剤で磨いて油膜などの汚れを完璧に取り除いていきます。
使用する研磨剤ではワイパー傷を消すことはできませんが、一度目は手で磨きそして二度目はツールで磨きを、丹念におこなっていくことでガラスの透明感がうまれます。意外に思われるかも知れませんが、面倒でもひとつ手磨きを加えるとガラスの透明感が引きたつようになります。
ツールといえば一昔前はサンダーがメインでしたが、自動車ガラスの硬度が弱くなったことで、ご覧のような機材を使用することで磨き傷を防ぎます。この作業はツールの回転速度を変えながら研磨剤が粉々になるまで丁寧に磨いていきます。
磨き終えたら、脱脂してしっかり乾燥させたあとガラスコーティング剤の施工にはいります。
当ショップでは、脱脂には活性水を使います。活性水に含まれるトルマリンの洗浄力でシャンプ―を使わずともガラスをきれいにできることや帯電防止効果でガラス表面にホコリを寄せ付けず撥水剤を塗布できるからです。
今年の7月7日にガラス全面にハイパービューを施工したスイフトスポーツですが、ガラスには全くウロコしみが見当たりません。
本日は、ご来店いただき誠にありがとうございました。店主