木から降り注ぐ銀杏の実。
処置が遅れてしまうと、こびりつくだけでなく塗装にシミ跡を残す厄介な付着物です。
除去作業・レポート
基本はお湯で温めて、付着物を柔らかくして取り除きます。
樹液除去剤は使えないため、特殊クロスでこすりながら取り除いたあと、シャンプで洗い流します。
処理後の塗装状態
銀杏を取り除けたフェンダー部分の塗装は、ミミズ腫れのように塗装が変色していました。
また、ガラスを含めすべてのシミ跡がとれたわけでなく、残念ながらシミ跡が斑点のように残っています。
木の実だけでなく、樹液や花粉そして鳥のフンなどは、塗装にダメージを与えるだけでなく時間経過にともない塗装を剥がすこともあります。
付着を見つけたら、速やかに除去方法を見つけて対処してください。
店主