(3)傷埋め研磨技法

2024/04/27
S2000

 

2008年式S2000に(3)傷埋め研磨技法で、再コーティング施工をしたケースです。

 

ちなみに、初回コーティングは2018年の4月です。

 

S2000
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S2000
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S2000

 

施工から5年目にはいったボンネットとフェンダーは、洗車傷や色あせが目立っています。(上の画像)

 

傷埋め研磨処理で仕上げた状態です、(真ん中と下の画像)

 

ここで、簡単に傷について説明をしてみます。

 

S2000


下の塗装膜の断面図は、キズの種類とタイプを表示したものです。

 

傷埋め研磨技法でキズが消えるのはAとEタイプのキズで、導入することで成果が出るかは、長年の経験ノウハウが必要です。キズの形と深さによっては、この技法では残るキズ跡は出てきます。

 

完璧なものではありませんが、塗装膜の削りすぎを防ぐ効果があります。

 

この技法は某コーティング材を、ポリッシャーで傷の溝に埋めて硬化する技術ですが、一般的な手塗りで仕上げるガラスコーティングとは全く異なります。もちろんこのコート材には、研磨剤は一切含まれていません。

 

傷埋め研磨技法でコーティングが完成したS2000です。

 

S2000
S2000

 

今回の場合は、2018年のコーティング施工の上に新たに傷埋め研磨技法で仕上げた再コーティングです。

 

注意点としては、キズ埋め研磨技法は、いくつかの条件が整わないと施工ができませんので、興味をお持ちの方はご相談くださるようお願いいたします。

 

S2000
S2000
S2000
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昭和63年から磨きとコーティングの専門店を営業しておりますが、傷を消すために何度も研磨処理することは避けるべきです。

 

その理由として)

塗装膜が薄くなりすぎると色違いや耐スリキズ性能やコーティングの耐久性が低下する影響が出てくるためためです。

 

ここで、(1)研磨剤を使わない研磨技法を採用したガラスコーティング施工例の一部をご紹介します。

 

GR86の特別仕様車「RZ“40th Anniversary Limited”」

フェアレディZにハイモースコート

レクサスNX350hfスポーツのラフリコート

アクアのリプロコーティング

 

決して施工例が多いわけではありません。新車で無傷の塗装状態が採用となりますので、かなり厳しい条件です。

 

新車でもほとんどの車が、研磨剤を使わない技法と研磨剤を使用した技法の組み合わせで下地処理を仕上げることが多いです。

 

ご質問などがございましたら、下記からメールかお電話で気楽にお問合せください。店主