消える傷と消えないキズ
ボンネットに深めの長い白っぽい線傷が2本(一番右は天井の映り込み)見えています。このキズは、形と深さからDとEタイプが混じりあったキズ跡で研磨処理で消してみました。処理後に残った白い線は、ボディカラーが剥がれて中塗り塗装が見える跡です。
同じような傷が左フェンダーにもありました。
研磨処理後にかすかな白いラインが残っている
部分は、ボディカラーが剥がれて中塗り塗装が
見えている部分です。
残った白い傷跡を消す方法)
タッチペンでは傷幅が狭いため補修に無理が
あります。
では、光硬化パテを使ったスプレー塗装では
どうでしょうか。
補修作業の手間とオリジナル塗装と補修部分に
色違いがでてしまい美観を損ねてしまいます。
結局、傷跡をコーティングで埋めて反射角度に
よっては、見ずらくする方法を採用した実例
のひとつです。
研磨剤による磨き処理のメリットとデメリット
塗装のいたみを研磨で修復するのには限界がありますが、この画像のように磨き終えたフェンダーと未処理のAピラーとでは明らかに塗装の滑らかさや艶に違いがあるのがお分かりになると思います。
もうひとつ、研磨処理で塗装の手直しをした例
新車からすでに6年経過したホンダCR-Vですが
フロントバンパーにシミが目立ちました。
シミを溶剤で溶かした後、研磨することで鏡の
ような表面に戻ります。
このように傷やシミなどで傷んだ塗装を手直して
艶を引き出す方法のひとつが、研磨処理です。
未塗装樹脂コート施工
CR-VのようなSUV車には、未塗装樹脂が多く使われていますが、年数経過に伴い白っぽく色あせとしま模様が浮き出るのが悩みです。
ごらんのように樹脂コートで黒色が戻りました。
ホンダGR-Vにバリアクリスタルファースト
ボディ全体の傷消しさらに艶を引き出した
ボディにガラスコーティングで塗装の保護
です。商品はバリアクリスタルファースト
というガラスコーティングです。
深みのあるシットリと濡れたような艶が
特徴です。
スタイルカラーはプレミアムスパークルブラック・パールで光の角度によって紫色にも見えるカラーですが、ハリアーでも呼び名は違いますが同系色です。
3月3日に撮影をしたものですが、アップが
遅くなってしまいました。
改めて、当ショップをご利用いただき誠に
ありがとうございました。 店主