ボディの赤い斑点・ブツブツの原因と対策
東京も梅雨いりですが、この季節に必要なのメンテナンス
を取り上げてみます。
〇鉄粉から塗装を守る
まずは鉄粉から塗装を守るとは
雨と晴れが繰り返される日が続くと、車の塗装に
赤い斑点が見られることがあります。
おや、この赤いブツブツはなんだろう。
実は、その原因は塗装に付着した鉄粉がさびて赤茶
色に変色したものです。
映像ですが、鉄粉の錆もこのように見えます。
雨や湿気で鉄粉が錆びて、小さな赤い斑点模様に
見えたり量が多いとブツブツした感触が指先で確認
できるほどです。
鉄粉の量が多いと美観の問題だけでなく洗車をして
いてもスッキリ汚れがとれない原因になります。
車の鉄粉除去方法
鉄粉除去剤や鉄粉除去粘土の他にもタオルタイプなど
が出回っています。
・鉄粉除去剤を利用する場合
ボディに直接スプレーせずにスポンジに付けて
ボディ表面に塗布していきます。
鉄粉除去剤の場合、赤紫色の反応がでてきたら
十分に水で洗い流してふきとってください。
面倒でも必ずドア2枚とかルーフだけとかパーツ
ごとに区切って塗布して洗い流すことをおすすめ
します。洗車スペースや臭いなどの問題のほかに
暑い日中は、塗布して放置時間が長いと塗装に
悪影響を与えることがありますので。
100円ショップで、ハンドスプレーを2つ購入して
中性のカーシャンプー(研磨剤を含まない)を水
で少し濃いめに薄めたもの。
もうひとつには、水をいれておきます。
作業手順は
①パネル一面ごとにシャンプーをスプレー
②水をかけながら、軽く粘土を塗装表面を直線で動かします。
③粘土に鉄粉が付着したら、さらに手もみしながら新しい
面で塗装表面を直線で動かします。
④湿らしたクロスやタオルで表面を拭き上げます。
⑤最後にもう一度水洗いして終了です。
タオルタイプも同じやり方ですが、黒や赤など濃色車の
場合、粘土で塗装にこすり傷をつけない上でも、ただの
水よりもカーシャンプーを使ったほうが塗装には優しい
ですよ。