ブラック202のメンテナンスです。
とても手入れが行き届いたアルファードでしたが、ただオーナー様が気にされていた箇所の対処を含めて、今回は細かいメンテナンス内容になりました。
①ボンネットとルーフにミネラル付着
②ボディ側面の一部に水シミ跡
③左スライドドアとクォーターにこすり傷
④左サイドミラーの塗装のハガレ
①②ボンネットにミネラルの付着そしてスライドドアのシミ
③④スライドドアのこすり傷そしてサイドミラーに塗装のハガレ
太陽光に反射して白っぽく見える引っかき傷と鳥の糞ではがれて塗装の処置です。
水シミの原因ミネラル付着の取り除きと防止策
どんなにガラスコーティング施工をしていても、なかなか防ぎきれない水垢に水道水のミネラル成分があります。よくイオンデポジットとよばれていますが、ウォータースポットとは全く異なるシミです。
何故、付着してしまうのでしょうか
その原因は、水分を拭き取る前に洗車水が乾燥してミネラルが残るためで、いったん結晶化するとシャンプーや手磨きでは取れない厄介な成分です。
ひと昔と比べて近年、夏場の暑さが年々上昇しているため大きいサイズの車だと濡れたボディが乾燥する前にふき取りが間に合わずミネラルの付着がおきてしまいます。
長期に放置していくと、ミネラルは歯石のように厚みをましていき塗装表面がガサガサな感触になるだけでなく、汚れがとれずらくなり光沢も艶も引けたような感じになっていきます。
ミネラルの除去と防止方法
ビューティー106では、ミネラルの除去はプロ専用除去剤を使用していますが、結晶化したミネラルを溶かし活性水洗浄と研磨剤を含まない磨き処理で仕上げます。
もし、ご自分でミネラルを除去する場合は、専用ケミカル剤を購入して除去を試みてはいかがでしょうか。例えば、「車ミネラル除去剤」でウエブ検索するといくつか商品が見つかります。
ミネラルの付着を防ぐ方法
ご自分で洗車される場合は、使用する水の種類と洗車手順の工夫でミネラルの付着を防ぐことができます。
ひとつには、純水による洗車方法(純水装置は、ビューティフルカーズ製品で10万ほど)があります。「車 専用純水器」でウエブ検索してみてください。
また、水道水による洗車方法では、水をいれたハンドスプレーで汚れを湿らせてから、水で絞った厚みのある柔らかいクロスで拭き上げる方法があります。
このメリットは、ボンネットやルーフをパネル一枚ごとに洗車するため水分の乾燥前にふき取ることができてミネラルの付着を防ぐことができます。濡れたクロスで拭きながら乾いたクロスでカラ拭きするとさらにミネラルをふせぐ効果が大きくなります。
ただデメリットもあります。いくらミネラルを防ぐとはいっても手間暇のかかる洗車方法ですから、一気に洗車を終わらしたい時には、あまりお勧めできる方法ではありません。
ビューティー106の取り組み
ガラスコーティングのメンテナンスで対応
ラフリコートやバリアクリスタル施工には、メンテナンスメニュ―の中にミネラル除去が含まれていますのでご利用ください。もちろんメンテナンス基本料金(7000円+消費税)に含まれています。
当ショップでガラスコーティングを施工されたお客様の中で、もしハンドスプレーを使った洗車を試みたい方には、活性水の無料配布も施しております。純水ほどの威力はありませんが、シャンプーを使わずとも、汚れが簡単に落ちる威力があります。
詳細につきましては、お問合せください。
アルファードは、ガラスコーティングを2018年9月3日に施工されました。