X3 xDrive20d ミッドナイトエディションが相模原市からメンテナンスのために来店されました。
早速、ボディチェックをしてみるとドアパネルに線キズ跡やボンネットやホイールにシミ跡も見けられました。
ちなみにシミ跡の原因は、シャンプーの残留液でした。
傷やシミの付着原因とは
オーナー様は洗車専門店を利用されているため、お店の洗い方を聞いてみました。
その洗い方とは、エンジンルームを冷却せずにボディに即泡シャンプーをかけてスポンジでこすって水をかけてふき取り。
間違いだらけの洗車手順
・エンジンルーム内に熱がこもっていないかチェック
(ウォータースポット・イオンデポジット防止)
・泡を吹き付ける前にサッと軽くでもボディを水で洗い流す
(洗車傷防止)
もしこの2工程だけでも作業に加えていれば、このように洗車傷やシャンプーシミを防ぐことができたはずです。
ボディカラーであるブラックサファイアは、想像以上に紫外線の熱を吸収し冷えるまで時間がかかるだけにボディの熱さを確認せず泡で汚れを包み込んだ洗車は、キズやシミがつきやすくなります。
傷の対応方法
アルカリ性のシャンプー残液は溶剤で溶かして取れますが、洗車傷は研磨処理しか解決方法がありません。しかし研磨後に再度コーティング処理が必要となり高額な費用がかかります。まだ、ガラスコーティング施工から一年経過したばかりなのにです。
その対策に傷穴埋めコーティング施工
傷埋めコーティングの耐久性は、長期に持つものではありませんが処理前後のボンネットとフェンダーを比べると違いがはっきりしています。
今後も諸事情で同じ洗車専門店を利用しなければならないこともあるかもしれません。同じことが繰り返されることも想定されますが、その際にはまた新たな対応策を考えてみることにします。
ご紹介のX3 xDrive20d ミッドナイトエディションは、2019年11月に130台限定販売した中の一台です。
4WDの駆動システム「xDrive」を採用した特別仕様のX3で、ボディカラーはブラックサファイアでフロントのキドニーグリルや20インチホイール、エキゾーストパイプを黒にするなど外観を統一され、グレードは2L直4ディーゼルターボエンジン(190ps/400Nm)を搭載したX3 xDrive20dのMスポーツグレードで8速ATを組み合わせた4WDです。
シャッターをあければ、工房の外はまた雨模様です。
コロナと梅雨のダブルで気持ちがふさぎこまないように明るくいきますか。
最後まで、お付き合いいただき誠にありがとうございました。 店主