1997年式Y33セドリックにガラスコーティング  大田区

2014/02/22

Y33セドリックにガラスコーティング                                  

黒いボディーにこびりついた大きなシミ。                                 201422212580.jpg            

さすがの名車Y33もお手上げと、ご相談は

大田区在住のW様です。

 

 

 

 

本日のメニュー

1997年式セドリックは、9代目あたる全長4875・全幅1765・全高1425・ホイールベース2800(各mm)の

ハードトップですが、持ち主のW様とは8年来のお付き合いをさせて頂いている大切なお客様です。

      大田区にお住まいであるW様から                          2014222132952.jpg

      ・ラフリコート(1層式タイプ)

      ・ハイモースコート

     のガラスコーティングをご利用いただいて 

     おりますが、今回の施工は

     ラフリコート(2階層タイプ)に決まりました。     

 

作業レポート

ハイモースコート施工から3年、残念なことにボディー全体に黒い油シミ付着とキズが目立つY33です。

シミの原因と対応策そしてキズ消しのために、もう一度コーティング施工とメンテナンス対策を検討する

ことになりました。

 

問題の油しみとは )

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電車のパンタグラフの潤滑油として使用されている

二硫化モリブデンという油があります。

電車が走行中、この油分が飛び散って塗装の上に

付着したのが、今回の油シミの原因でした。

 

W様の場合、駐車場が電車の高架線の近くという

ことも運悪く重なってしまったようです。                                                      2014222144025.jpg

いったん、付着すると簡単にはとれない油で、とても

厄介なシミですが、磨き処理で除去してコーティング

施工で仕上げたトランクとボンネットです。

 

 

 

キズの目立つ右側面 )

     再塗装された右側面も、残念ながら付着した油シミをとり続けている間に、無数のキズがついてしまっています。

     右の映像はキズ消し作業をおえた塗装に、コーティングで仕上げたドアパネルです。


ガラスのウロコシミ )

     二硫化モリブデンの付着は見つからずホットしましたが、フロントガラスを除くガラス面のイオンデポジット(水シミ)

     を除去。右の画像がシミを取り除いたリアガラスです。

   

ガラスコーティングの完成と油シミ防止対策 )

 ハイモースコートから、改めてラフリコートを選択  

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もう一度、ハイモースコートをお勧めしようかどうか悩みました。

結局、どの商品を施工しても油付着は防げず、ボディー

カバーや除去剤を使用した洗車が不可欠なこともあって

酸化(塗装のさび)や洗車キズから塗装を保護すること

に重点を置いて、必要に応じてメンテナンスも利用できる

ようにと、改めてラフリコートを導入することにしたY33です。

いろいろ悩まれたW様ですが、遠方からのご来店誠にありがとうございました。

改めて、これからご一緒にY33をフォローさせていただくつもりです。