インプレッサS203のメンテとコーティング
片道400キロの遠方からご来店はS203です。
2005年1月11日に発売された限定555台の中の一台ですが
一年ぶりの再会です。
今回は、メンテナンスとパーツのコーティングのご依頼です。
メンテナンスの主な作業内容としては
・花粉シミ除去(ボンネットダクト・ボンネット・トランク)
・鉄粉除去(ボンネット・リアトランク・リアバンパー)
・フロントガラス・ヘッドライトのコーティング・メンテナンス
・リアバンパーのタッチペン補修
花粉シミ除去後のボンネットダクトとトランク。
ルーフは、微かに残る塩カル剤の除去をしました。
主なコーティング施工レポートは
・窓枠のゴムパッキンコーティング
・ボンネット・ルーフ・トランクに新しいコーティング施工
・未塗装樹脂コート(ワイパー周辺基関部樹脂・サイドミラー)
フロントガラス撥水コートとヘッドライト撥水コートは、メンテナンスで処理しました。
インプレッサSTIについて
インプレッサS203は、インプレッサWRX STiをスバルワークスSTiがチューニングしたコンプリート。
555台の限定販売されましたが、もう18年前の出来事です。
ちょっと、車内をのぞいてみると
グレートーンのレカロと共同開発したバケットシートは、座面と背面にドライカーボン製シェルを採用しダイヤル式のリクライニング機構が装備されていました。
実際に座ってみると、シェルはモータースポーツ用というだけあってホールド性は高く、おしりと背中にヒタっとフィットして接触面で体を支えてくれました。
渋く輝く鍛造ホイールには、ノーマルより一回り大きい235/40ZR18インチのピレリ「P ZERO CORSA」です。
私はメカには弱い人間なんですが、調べてみると
「エンジンは、手作業でピストンやコンロッドの重量を測定。クランクシャフトのバランス調整を行ったうえ、量産車と別ラインで組み立てられる。」
と説明書きがありました。
軸受けにボールベアリングをもつ大径ターボチャージャーが備わっています。
往復800キロの旅
遠方よりご来店誠にありがとうございました。店主